幼馴染は元A組4 (ページ35)

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「死神」の時間by烏間ページ35

死神は扉を開けて操作室に向かっていく。烏間は死神を急いで追いかけていった

イ『ふん…死神を倒そうなんて無謀ねぇ。このタコですら簡単に捕らえたのよ』

その言葉に皆は悲しい顔をしてイリーナに言う

前原『俺等ごと殺すって知ってたのかよ』

岡野『なんでよ…仲間だと思ってたのに』

イリーナは黙ってしまうが業はイリーナを煽る言葉を放つ

業『怖くなったんでしょ。プロとか言ってたあんたがゆるーい学校生活で殺し屋の感覚忘れて。『冷酷な殺し屋よ～』ってアピールしたいんだよ』

イリーナは震えながら外した首輪を檻に投げて声を荒げる

イ『何が分かるのよ…！考えた事無かったのよ!!自分が普通の世界で過ごせるなんて!!楽しくしたり…恋愛の事で悩んだり………私の世界は…そんな眩しい世界じゃない』

『『………』』

皆が黙っているとイリーナは死神の指示を受け、制御室に向かっていく

殺『……「死神」が設置していたモニターですが…断片的に強者の戦いが覗けそうです』

モニターを見ると烏間が扉を開けた瞬間、大きな爆発が起こる。皆は驚きながらもう一度見ると烏間は何事も無く進んでいった

千葉『え…何が起こった今……』

殺『短時間で仕掛けられるのは爆薬。それを見越してドアを開け爆風と同じ速さで後ろ受け身を取ったのです。ドアも盾になり爆発は殆ど届かなかった』

『『あの一瞬で!?』』

次に烏間が曲がり角を曲がろうとすると銃を撃てるよう調教されていたドーベルマンが居た

だが、烏間は犬が好きで烏間は恐怖の笑みを浮かべた。あまりの恐怖に犬はひれ伏し、笑顔一つで抜けた

千葉『いや…犬の気持ちちょっと解るわ。あの人の笑ってたシーン…半分は人を襲っている時だぜ……』

木村『…俺等がどうやっても勝てない理由が分かったわ……』

殺『君達はどうしますか？弱いなら弱いなりの戦法がある。いつもの発想で闘うんです』

皆がどうしようかと考えると三村は監視カメラ、爆弾付き首輪を見て言う

三村『…全部が上手くいけばの話だけど。できるかも。死神にひと泡吹かす事』