幼馴染は元A組4 (ページ31)

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反撃の時間byE組ページ31

Aが扉を開け、皆はだだっ広い部屋全体を見渡す

『全員来たね。それじゃ閉めるよ』

スピーカーから声が聞こえ、扉は完全に閉まる。死神はこちらの動きが分かっているようだ

片岡『約束は守ったでしょ！ビッチ先生を返してくれればそれで終わりよ』

片岡がそう言うと部屋が揺れ、皆は驚く

A「部屋全体が下に…！だだっ広いのは……全員を捕まえる為!?」

『捕獲完了。予想外だろ？』

部屋が昇降式の監獄。監獄状態で皆は出られず、死神の傍には手を縛られたイリーナが居る

『君達全員あのタコをおびき寄せる人質になってもらうよ』

三村『く……くそっ！』

寺坂『畜生、出しやがれ!!』

皆は焦りながら壁をガンガン叩き、岡島は死神に恐る恐る聞く

岡島『俺達があんたに反抗的な態度とったら…殺したりは……？』

『しないよ。子供だからってびびりすぎだろ』

岡島『いや、安心した』

三村は壁を叩き、『竹林！空間のある音がした!!』と言い、竹林は指向性爆薬を壁に貼る。そして奥田がカプセル煙幕を使った

爆薬で壁が壊れ、皆は一斉に走り出す

『……いいね。そう来なくちゃ！』

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『ここは地下空間だ。電子ロックが掛かっていて解く鍵は僕の眼球の虹彩認証のみ。期待してるよ、どこからでも殺しにおいで』

スピーカーから声が聞こえ、速水が『まるで…ゲーム感覚』と呟く

死神は鷹岡のような執念ではない。さっきまで温かい声で話していた。死神の……本当の顔が見えない