幼馴染は元A組4 (ページ28)

今日:13 hit、昨日:7 hit、合計:9,402 hit

「死神」の時間byE組ページ28

あれからイリーナは学校に来ず、もう三日も経つ。皆が焦っているとタコはサッカーボールを持って窓を開ける

殺『イリーナ先生に動きがあったら呼んで下さい。これからブラジルまでサッカー観戦に行かなければ』

タコはそう言ってマッハでブラジルまで行った。Aは前原に「陽斗、サッカー好きだし連れてってもらったらよかったのに」と聞く

前原『サッカーは好きだけど俺がサッカー部に入ったの……モテる為だし』

A「……そっか…」

二人がそう話していると片岡が『ビッチ先生大丈夫かな』と言う

千葉『まさか…こんなんでバイバイとか無いよな』

皆がそう暗い空気で話していると『そんな事は無いよ。彼女にはまだやってもらう事がある』と優しい声が聞こえ、一人の人物が入る

岡野『だよね～。なんだかんだ居たら楽しいもん』

優しい声はE組の者では無い。その筈なのに皆は平然として岡野は相槌を打つ

A「貴方……誰ですか？」

皆は平然としていたがAは優しい声の持ち主に近づき、回し蹴りを相手に当たるギリギリまで足を近付ける

『『!!?』』

皆は驚き、Aは相手を睨む。Aがその人物に気付かなければ誰も気付かなかっただろう

『バレちゃったか。そう、君達と彼女には充分な絆が出来ている。僕はそれを利用させてもらうだけ』

A「…！花屋の……」

Aはハッとする。優しい声の持ち主…平然と教室に入ってきたのはプレゼント選びをしてくれた花屋の彼だった

『僕は「死神」と呼ばれる殺し屋です。今から君達に授業をしたいと思います』