幼馴染は元A組4 (ページ21)

今日:6 hit、昨日:49 hit、合計:9,444 hit

リーダーの時間by磯貝悠馬ページ21

A「逃げる皆にA組が襲……」

Aは今の状況を見て言葉を止める。なぜなら…E組は客席を使って逃げ始めたのだから

A組はE組の動きを止めようとするがイスと観客を起器用に使ってE組は逃げ回る

A「もしかして……古代ローマを苦しめたカルタゴのハンニバル？」

殺『えぇ。道なき道を進軍して警戒してない場所に戦場を出現させる。作戦に常識外れを混ぜさせるようにアドバイスをしました』

球技大会の時と同じ、棒倒しとは言えない異形の棒倒し

ただ、全校生徒の目は『E組はどんな手で勝つ気なのか』という興味の視線に変わり始めた

赤羽『ねー、磯貝。そろそろじゃね？』

磯貝『…あぁ』

A組に一番近い観客席から、最初に観客席まで吹っ飛ばされた吉田と村松が棒にしがみ付く

浅野『!?』

A組は驚き、隙が出来て磯貝は『逃げるのは終わりだ！全員”音速”!!』と指示をする

『『よっしゃあ!!』』

皆は追っ手を振り切り、一斉に棒へ向かってA組の懐に入る

前原『どうよ浅野。どんだけ人数差あろうがここに登っちまえば関係ねー』

『《降りろチビ！》』

杉野『うおっ!?』

外人はE組を降ろそうとして棒が揺れる。A組は絶体絶命かと思ったが浅野は吉田を蹴って棒から下ろす

そして岡島を蹴って二人を下ろした。訓練を受けた生徒を簡単に下ろしたのだ

浅野『君達如きが僕と同じステージに立つ。蹴り落とされる覚悟は出来ているんだろうね』

浅野はE組は上からE組を見下すようにニヤリと理事長そっくりに笑った