幼馴染は元A組4 (ページ12)

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吐きそうな時間by寺坂竜馬ページ12

寺坂『さてお前ら。どーするべこれから』

寺坂が面倒を見ると言ったので作戦があるかと思っていたが何も考えておらず、寺坂組にツッコまれる

狭間『村松んちラーメン屋でしょ。一杯食べたら楽になるんじゃない？』

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村松が作ったラーメンが差し出され、イトナはそれを食べる

村松『まずいだろ？親父に何度言ってもレシピ改良しやしねぇ』

イトナはラーメンを少し食べ、冷静に分析をする

イトナ『まずい…鶏ガラを化学調味料で誤魔化してる。自慢げに置かれたナルト。四世代前の昭和のラーメンだ』

村松『(こいつ意外に知ってやがる!!)』

その後は、吉田のバイクに乗ったり狭間が復讐系の本を薦める

狭間『これ呼んで暗い感情を増幅しなさい。最後の方は復讐やめるから読まなくていいわ』

『『難しいわ!!』』

本を薦める狭間は魔女のようだ。それに寺坂は『テメーは小難しい上に暗いんだよ!!』とツッコむ

寺坂がイトナを見ると、イトナは震えて黒い触手が出る

狭間『触手の発作よ…また暴れ出すわ』

イトナ『俺は…適当にやってるお前らと違う！今すぐあいつを殺して勝利を…』

寺坂組は逃げるが、寺坂だけは逃げずに『今すぐ奴を殺すなんて無理だ』と言う

寺坂『無理のあるビジョンなんざ捨てちまいな。楽になるぜ』

イトナ『うるさい！』

イトナが触手を寺坂に当てようとするが、寺坂はそれを受け止める

寺坂『弱ってるから捕まえやすいわ。吐きそーな位痛てーけどな……吐きそうと言えば村松んちのラーメン思い出した』

最後の言葉に村松は『あん!?』と怒る

寺坂『イトナ。一度や二度負けた位でグレてんじゃねぇ。いつか勝てりゃあいーじゃねーか』

そう言い、寺坂はイトナの頭を叩く

寺坂『百回失敗したっていい。たった一回殺せば…そんだけで俺等の勝ちよ』

イトナ『…耐えられない。次の勝利のビジョンが出来るまで…何をすればいい』

イトナの言葉に寺坂は、『は？』と反応する

寺坂『今日みてーに馬鹿やるんだよ。その為にE組がいるんだろーが』

業『あの馬鹿は適当な事平気で言う。でも…馬鹿の一言は力抜いてくれんのよ』

イトナの目からは執着が無くなり、触手はだらんと下に垂れる

殺『今なら触手を抜ける。殺しに来てくれますね？明日から』

イトナ『勝手にしろ。この触手も兄弟設定も…もう飽きた』

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A「対先生ネットに粉爆弾。あれは触手だけに効く筈なのにどうして、痛むの？まさか…」

何かに気付いたが、それは口に出さなかった