耳が不自由な暗殺者は愛されてる!?

違和感の時間 ページ4

渚side

前原『次、俺な！前原陽斗。Aちゃんは耳、聞こえないの？』

転校生は雨宮Aさんと言う人で喋る時はアプリを使って話す。確かに疑問だけど……

雨宮さんは少し黙って皆は『あ…』と言う顔をして…勿論、僕も……でも彼女は笑って答える

A《右耳がほぼ聞こえなくて…左も少し聞こえづらいです》

彼女はニコニコと張り付いた笑顔をしたまま前原君にそう言う

前原『そっか…ごめんな、こんな事聞いて』

前原君はバツが悪そうに謝る。けど雨宮さんは笑顔を絶やさずに《全然大丈夫です》と文字を見せる

雨宮さんは…何というか……ニコリと笑顔でいるけどそれは本当の顔じゃないと思った

張り付いた笑顔を皆に向けて自分を隠してるような…雨宮さんは…何で自分を隠すの……？

そんな事を思っている内に質問タイムは終わって休み時間となった

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