耳が不自由な暗殺者は愛されてる!? (ページ2)

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たっ…タコ!?by夢主ページ2

お父さんの仕事の転勤で引っ越しする事になったらしい…新しい学校は椚ヶ丘中学校

私は転校してきたばかりだからE組…？というクラスに行くっぽい

E組は成績が悪い人、素行不良生徒が行く所だと理事長さんに聞いた

……転校初日、いじめに合うのでは……？なんて思って震える

重い足を何とか動かしながらE組の旧校舎がある山を登った

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殺『君が転校生の雨宮さんですね？』

誰かに話し掛けられ後ろを見ると……きっ…黄色い……た…タコ…!?

私が驚いて固まっていると髪がオレンジ色と黒髪のイケメン二人組がやってきて二人の背中に隠れた

前原『うおっ!?え…何、この子？』

磯貝『だ…大丈夫か？』

イケメンさん…？は困惑しながらもしゃがんで私に目線を合わした

A《大丈夫です…椚ヶ丘のE組ってここですか？》

私がそう聞くと二人は顔を見合わせてビックリする

前原『殺せんせー、もしかして転校生？』

殺『えぇ。そうですよ』

タコさんがそう説明するとイケメンのオレンジ髪の人は目を光らせて私に話し掛けてくる

前原『君、可愛いよね！もし良かったら今度俺とデートしない？』

ﾋｴｯ……ナンパをする危ない人だったぁぁぁ……!!

私がガタガタ震えていると黒髪さんは私の手を取り立たせてくれた

磯貝『ごめんな、こいつが急に迫ってビックリしたよな…？』

A《大丈夫です》

私がそう頷くと黒髪さんは笑顔になり名前を言ってくれた

磯貝『俺、磯貝悠馬。君は？』

A《雨宮Aです》

磯貝さんは爽やか笑顔でよろしくと言い旧校舎に行くこととなった

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前原『なぁ…俺等忘れられてない？』

殺『そんな事言わないでください!!余計寂しいではないですか！』

前原『まず殺せんせーが雨宮を驚かせたから磯貝に雨宮を取られて忘れられたんだよ!!』

殺『先生のせい!?ていうか前原君は雨宮さんに惚れたんですね!?』

前原『ちげーよ!!』