幼馴染は元A組3 (ページ10)

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寺坂の時間ページ10

寺坂『よーしそうだ！そんな感じでプール全体に散らばっとけ!!』

結局、皆は(業以外)プールに入る事になった

殺『なるほど…先生を水に落として刺させる計画ですか。君はどうやって先生を落とすんですか？』

タコは寺坂に聞く

寺坂『ずっとてめぇが嫌いだった…消えて欲しくてしょうが無かった』

寺坂はそう言い銃を撃つ…だが聞こえたのは大きな爆発音

皆は激しい波で流された

渚『うわっぷ…！』

A「!?…やばい……流され…!!」

殺『皆さん!!』

タコは慌てて皆を引き上げる

A「ごほっ…！けほっ……!!」

引き上げられたAは口に水が入ったのか激しく咳き込む

磯貝『A！大丈夫か!?』

前原『ゆっくり息吸って！』

磯貝と前原はAに駆け寄り背中を摩る

A「ごめん…大丈夫……けほっ…!!」

喋るのが辛そうな程咳き込みAは薄ら涙目になっている

前原『無理して喋ると辛いぞ…怪我した所は無いか？』

Aはゆっくり頷く

磯貝『俺達は殺せんせーの方見てくるから……一人で居れるか？』

A「うん…」

Aがそう言うと二人は駆け足でタコの方に向かっていった

A「……二人に怪我したなんて言えないな…」

Aは足が岩に当たり赤く腫れ少し血が滲んでいた

A「…業君……」

Aは弱々しく業の名前を呼んだ