幼馴染は元A組3 (ページ9)

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寺坂の時間ページ9

殺『うっ…うぅ……』

昼休み、タコは意味も無く滂沱の涙を流しイリーナは『何よ…さっきから涙流して……』と聞く

殺『涙じゃなく鼻水です…目はこっち』

とタコは言い『紛らわしい!!』とツッコまれた。その時、寺坂が教室に入ってきた

殺『寺坂君！今日は登校しないのかと心配でした!!』

タコは凄い量の鼻水を流し、それが全部寺坂の顔にべっとりと付く

寺坂はタコを睨み『おいタコ。そろそろ本気でぶっ殺してやんよ。お前らも手伝え！俺がこいつを水の中に叩き落としてやっからよ!!』と言う

その言葉に誰も返事をせず黙る。そんな空気の中、前原は寺坂に言う

前原『…お前、ずっと皆の暗殺には協力しなかったよな？いきなりお前の都合で命令されて…皆が『はいやります』って言うと思うか？』

だが寺坂は前原の言葉は気にせず『別に来なくてもいいぜ！そん時は俺が百億独り占めだ!!』

と笑い教室から出て行った

吉田『…なんなんだよあいつ……』

村松『もう正直ついて行けねーよ……』

寺坂と仲良くしていた二人も流石にそう言った。皆は『行かない』と言うが…

殺『皆行きましょうよぉ』

タコの鼻水の量が更に増え粘液に固められ皆は動けない

殺『折角、寺坂君が私を殺る気になったんです。皆で一緒に暗殺して気持ち良く仲直りぃぃ……』

鼻水でタコの顔は見えず『まず、あんたが気持ち悪い!!』とツッコまれた