幼馴染は元A組3 (ページ35)

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薬の時間byシロページ35

A「う……」

病室。さっきまで皆はAを見ていたが殺せんせー達が一旦外へ出させ今はAだけ

A「……病室…？」

Aが起き上がると腹部に痛みが走る

A「いたっ…！……病室に居るから…皆は無事なのかな……?」

Aが病室から出ようとした時、誰かが扉を開ける

A「え……？」

入って来たのはシロで『やぁ、こんにちは。大丈夫かい？』と聞く

Aは少し戸惑いながらも「だ…大丈夫です……」と言う

シロ『それならよかった。…少し目を瞑ってくれないか？』

A「…？は……はい…」

Aはシロの言う通りに目を瞑り何かと思いながらドキドキしていると首筋に痛みが走る

A「!?」

Aは驚き、目を開けるとそこにはシロの姿は無かった

A「……？何でシロさんが来たんだろ…いつの間にか居ないし…」

Aが考えているとまた扉が開き茅野の姿が見えた

茅野『…！Aちゃん!?』

A「あ…！おはよう」

Aが少し遅い挨拶をすると茅野は涙目になり、Aに抱きつく

茅野『よかった…！本当によかった……!!心配したよ!!』

茅野は何度も言いわんわんと赤子の様に泣く。Aも若干涙目になってしまう

茅野『…よし！皆も心配してるし行こ！今日は外へ出てもいいって言ってたよ!!』

A「……うん！」

茅野『あ、皆水着だから…Aちゃんの水着も持ってきたよ。着替えさせるから立って！』

Aは立ち茅野に着替えさせられる

茅野『Aちゃんの水着姿、皆楽しみだって言ってたよ！……あれ…？Aちゃん、この跡…』

茅野がウキウキしていると首筋の何かを見て茅野は言葉を止める

A「ん？」

茅野『…何でもない！着替えたし、行こ!!』

茅野は笑顔に戻り二人は病室を出た