幼馴染は元A組3 (ページ30)

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カルマの時間・2時間目by赤羽業&夢主ページ30

『柔い…もっと良い武器を探すべきだぬ』

業『必要ないね』

業は容易に相手の攻撃を躱すか捌く

A「業君、凄い…」

殺『烏間先生の防御テクニックですねぇ』

だが、烏間は防御技術は教えていない。目で見て盗んだのだろう。戦闘の才能は頭一つ抜けている

皆が二人の闘いを見ていると業はピタリと止まる

『…どうした？攻撃してこなくては永久にここを抜けれぬぞ』

業『どうかな～？あんたを引きつけといてその隙に皆が抜けるのもアリかと思って』

『……』

相手は業を睨む

業『…安心しなよ。そんな事はしない。あんたに合わせて素手のタイマンで決着つけるよ』

『いい顔だぬ。お前とならやれそうぬ。暗殺稼業では味わえないフェアな闘いが』

相手が構え、業は蹴りを喰らわせる。その蹴りが足に当たり相手は隙を見せた

業『(背中を見せた…チャンス！)』

…が、相手はあの毒ガスを噴射させ業は倒れる

A「え…？あのガス……」

『長引きそうだからスモッグのガスを試してみる事にしたぬ』

相手は笑いながら業を片手で持ち上げる

『至近距離のガス噴射。予期してなければ防げぬ』

そう言った瞬間、業が相手にガスを浴びせる

『『!?』』

業『奇遇だね～。二人共同じ事考えてた』

業は怪しく笑いながらそう言い、相手はナイフで襲い掛かる

業はそれを躱し、相手を倒した

業『寺坂、早く。ガムテと人数使わないとこんなの勝てないって』

寺坂『…テメーが素手のタイマンとかもっと無いわな』

寺坂達は呆れながら相手の上に一斉に乗り、ガムテで縛った

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『何故だ…俺は素手しか見せてないのに……』

業『当然っしょ。素手以外の全部を警戒したよ。あんたのプロ意識を信じたから警戒してた』

業のその言葉にAは少し思う

A「(業君、変わったな…それに対して私は……何も…)」

『…大した奴だ。負けはしたが楽しい時間が過ごせたぬ』

相手はそう言うが業は『え？楽しいのこれからじゃん』と言い山葵と辛子チューブを持つ

業『これ入れたらクリップで鼻塞いで…ジョロキアぶち込んでさるぐつわして処置完了』

業は清々しい笑顔で山葵&辛子チューブを相手の鼻の中にねじ込む

業『さぁ、おじさんぬ。今こそプロの意地を見せる時だよ』

辺りに相手の断末魔が響く

A「(あれ？特に変わって無くない……!?)」

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業の非常用持ち出し袋

・鼻フック
・洗濯ばさみ
・ガムテープ
・首輪
・安全ピン
・山葵
・辛子
・爆竹
etc