幼馴染は元A組3 (ページ28)

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引率の時間by烏間&殺せんせーページ28

A「本当にただの客同士って感じ……トラブルを避けたいのも同じだね」

客とすれ違うが寧ろ視線も合わせない

烏間『聞いた限りここに居るのは金持ち連中のボンボン達だ。甘やかされて育った彼等は悪い遊びに手を染める』

殺『だから君達もそんな輩になったフリで世の中を舐めてる感じで歩いてみましょう』

タコはそう言うと皆は世の中を舐めた感じの顔になる

A「これでいいのかな…？;」

殺『ただし…我々も敵の顔を知りません。客のふりで襲って来るかもしれない。警戒して進みましょう』

『『…はい！』』

三F中広間に着き寺坂は『楽勝じゃねーか。時間無いんだから進もうぜ』と言い先走ってしまう

向こうには口笛を吹いている客。不破は、何かに気付き『寺坂君！そいつ危ない!!』と大きな声で言う

寺坂『あ？』

客がポケットから何かを取り出そうとし、烏間が寺坂を突き飛ばして庇う

相手はガスを噴射させ『…何故分かった？』と不破に聞く

不破『だっておじさん…ホテルでドリンク配った人でしょ？』

皆は相手の顔を見て『…あ！』と思い出す

『断定するには証拠が弱いぜ。ドリンクじゃなくてもウイルスを盛る機会はある』

不破『クラス全員が口にしたのはドリンクとディナーだけ…けどディナーを食べず映像編をしてた三村君も感染した事からドリンクに絞られる』

不破は相手を指差し言う

不破『従って…犯人はあなたよ！おじさん君!!』

その姿はまるで某有名漫画の探偵だ

渚『凄いよ不破さん！』

茅野『まるで探偵みたい！』

不破は『ふふふ』と少し笑いながら言う

不破『少年漫画読んでるとね普通じゃない状況が来ても素早く適応出来るのよ！探偵物はマガ○ン・サン○ー共にメガヒット揃い!!』

『『ジャ○プは!?』』

不破『ジャ○プの探偵物？よく知らないけど文庫版が出るらしいから買うといいと思う』

あまりの露骨すぎるステマに渚と茅野がツッコみ、そんなやり取りをしていると烏間が倒れる

A「烏間先生！」

『室内用麻酔ガスだ。一瞬吸えば象すら気絶する。交渉決裂…ボスに報告するか』

相手は戻ろうとするが皆は退路を防ぐ

A「即座に退路を塞ぎ連絡を断つ…ですよね？」

烏間『お前は…我々を見た瞬間にすぐ報告するべきだったな』

烏間はそう言い相手に蹴りを喰らわせ相手を気絶させた