幼馴染は元A組3 (ページ27)

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プロの時間byイリーナ&烏間ページ27

千葉『……ビッチ先生何で来てんだ？』

イリーナは烏間におぶられながら崖を登る

A「除け者にされるのが嫌らしい…;」

Aが苦笑いしながらそう言うとあと少しの所で足を滑らせた

A「!?」

千葉『危ない…！』

千葉がAの手を掴み危機一髪だった

A「あ…ありがとう…！」

千葉『Aが怪我しなくてよかった…//』

『(天然たらし……)』

そんな光景を見て皆はそう思った←

通用口には電子ロックが掛かっていたが律が開け、監視カメラも自分達を映さない様に細工した

律『マップを表情します。私達はエレベーターを使用出来ませんので階段を上ります。その階段もバラバラに配置されており長い距離を歩きます』

千葉はホテルのマップを見て『テレビ局みたいな構造だな…』と言う

A「確か、テロリストに占拠されにくい設計だよね。だから悪い宿泊客が愛用するんだ…」

烏間『行くぞ。状況に応じて指示を出すから見逃すな』

烏間に誘導されて侵入早々、最大の難所が現れる

ロビーを通らなければ上に行けず勿論警備のチェックも厳しい。非常階段はすぐそこだが警備が多く困難だ

イ『何よ。普通に通ればいいじゃない』

イリーナはお気楽にそう言い皆は『状況判断も出来ないのか!?』と言うがイリーナはロビーに向かう

イ『だから普通によ』

イリーナはお酒に酔った様にふらふらと歩き警備員にぶつかる

イ『ごめんなさい…部屋のお酒で悪酔いしちゃって』

『お…お気になさらずお客様//』

警備員はデレデレの様子だ

イ『来週そこでピアノを弾かせて頂く者よ。酔い覚ましついでに調律をチェックしておいきたいの』

イリーナはフロントにあるピアノを指差す

イ『私の事よく審査して…ダメな所があったら叱って』

イリーナがピアノを弾いた瞬間、魅惑的な音色が響く

A「凄い…！これ、幻想即興曲だよね……」

全身を鮮やかに使い音を奏でる。どんな視線も惹きつける

今のうちに通るだけだが皆は思わず目を奪われた

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A「…全員無事にロビー突破！やっぱりプロの殺し屋は凄いよね!!」

烏間『普段から甘く見ない事だ。優れた殺し屋程、万に通じる』

改めて知ったプロの大人の技術の威力。殺せんせーは動けなくともプロ揃いのE組の先生は頼もしい