幼馴染は元A組3 (ページ20)

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生き物の時間by倉橋陽菜乃&夢主ページ20

A「倉橋さん！」

上を見ると木に登っている倉橋が居た

倉橋『おは～！皆もお小遣い稼ぎ来たんだね!!』

杉野『なぁ、オオクワが古いってどういう事だ？』

杉野の疑問に倉橋とAは答える

倉橋『私達が生まれた頃は凄い値段だったらしいんだけど…今は人工繁殖法が確立されちゃって』

A「大量に出回って値崩れしたんだよ」

二人の説明に前原はショックを受ける

前原『ま…まさかの大暴落か……一クワガタ＝１ちゃんねーの相場だと思ってたのに…』

倉橋『ないない！今はちゃんねーの方が高いと思うよ～』

天真爛漫な倉橋は生物の話題に滅法強い。男子メンツに二人も女子が入ると何と安心感だろうか

倉橋『お手製のトラップ、20ヵ所位仕掛けたから一人千円位は稼げるよ～』

杉野『おぉ～…バイトとしちゃまずまずか』

岡島『効率の悪いトラップだ…俺のトラップで狙うのは当然百億だ!!』

木の上の方から声が聞こえ見ると岡島が居た

岡島『ｸｯｸｯｸ…掛かってるな。俺の仕掛けたエ□本トラップに』

茂みの方を見るとタコが岡島お手製のエ□本トラップに掛かっていた。しかもタコはカブトムシのコスプレだ

皆『『……;』』

岡島『お前等も手伝えよ。俺達のエ□の力で覚めない夢を見せてやろうぜ』

一瞬にしてゆるゆるなパーティーは致命的にゲスくなっていく

岡島『俺はエ□いさ。蔑む奴はそれで結構。だがな…エ□イ俺だから知っている。エ□は…世界を救えるって』

岡島の言葉に皆は『(な…なんかかっこいい!!)』と思ってしまう。よくよく聞けばただエ□い奴の言葉だが…

岡島が殺ろうとした時、タコの目がみょーんとズーム目になり、何かを捕まえた

殺『捕まえましたよ。ミヤマクワガタ。しかもこの目!!』

タコの言葉に倉橋は反応し『白なの殺せんせー!?』と聞く

殺『えぇ！この山にも居たんですねぇ』

他の皆は話が着いていけず杉野はどうゆう事か聞く

倉橋『ミヤマは繁殖が難しいから高いんだよ。このサイズなら二万位はいくかも!!』

杉野『二万!?』

殺『天然ミヤマのホワイトアイは希少です。売れば恐らく数十万は下らない』

数十万の額に皆は驚く

倉橋『ゲスな皆～！これ欲しい人手ー上げて♪』

倉橋の言葉に男子全員手を上げる

A「…暗殺、成功するといいな」

そんな様子を見てAは呟いた