幼馴染は元A組3 (ページ19)

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生き物の時間by倉橋陽菜乃&夢主ページ19

杉野『おい見ろよ！うじゃうじゃいるぜ!!』

夏休みも始まり学校から解き放たれてフリーダム…と思いきや……

渚『で…何で僕達は学校に居るのかな……しかも早朝に;』

前原と杉野、渚は早朝に学校に来て、木に止まっている虫を見て杉野ははしゃぐ

男子メンツに丁度、Aが声を掛ける

A「あ…！三人供!!虫探ししてるの？」

男ばかりのメンツに女子が入ると心強い物であり、皆は入って欲しいという期待の目だ

杉野『おう！俺、街育ちだからさ…こういうの憧れてたんだ』

杉野は少しはにかみながらそう言う。そんな杉野にAも少しはにかみこう言った

A「…じ……実は…私、昆虫採集が好きで…いつか誰かと一緒に虫取りしたいなって思ってたの！」

杉野『じゃ…じゃあ、一緒に虫取りしねーか？』

A「うん！」

二人のふわふわした空気に渚と前原は蚊帳の外だ

杉野『しかし…前原まで来るとは意外だわ』

杉野の言葉に前原はこう言う

前原『次は南国リゾート島で殺る訳じゃん。何か足りないと思わねーか？』

『『？』』

三人が？状態になっていると前原はゲスい顔で言う

前原『金さ！水着で泳ぐ綺麗なちゃんねー落とす為には財力が不可欠!!』

あまりのゲスさに皆はドン引きだ

A「…女たらし……;」

流石に幼馴染みのAもドン引きである

前原『オオクワガタ？あれとかうん万円するらしいじゃん。ネトオクに出して大儲けだ!!』

前原はそう言いAは前原に言う

A「陽斗、もうオオクワガタは古いよ？」

Aがそう言うと上から『そうそう！オオクワはもう古いよ～』とふわふわした声が聞こえた