幼馴染は元A組3 (ページ16)

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エースの時間ページ16

業『ふぁ～ぁ…』

皆がテスト勉強をしている中、業は欠伸をして眠そうにしている

殺『業君!真面目に勉強しなさい!!君なら総合トップ目指せるでしょう!!』

タコは怒りながら言い業は呆れながら返事をする

業『言われなくても…けどさ……最近『トップを取れ』言ってばかり。普通の先生みたいでつまらないんだよね』

殺『……』

業の言葉にタコは黙る

業『それよりどーすんの？A組が出した条件…なーんか裏で企んでそうなんだよね』

業の言葉に岡島は『心配ねーよ。E組がこれ以上失うもんはありゃしない』と言う

A「勝ったら何でも一つ…！楽しみだなぁ……」

Aは目をキラキラさせる

殺『それについては考えがあります。さっきパンフを見ましたが…”これ”をよこせと命令するのはどうでしょう？』

タコは学校のパンフのあるページを指さし皆は驚く

殺『先生の触手。そして”これ”。ご褒美は揃いました。暗殺者なら狙ってトップを殺るのです!!』

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やってきた試験当日。Aはそわそわして不安そうにする

そんなAに中村は『シャンとしな！あんたは上位狙えんだから!!渚も！』と言い肩をバシッと叩く

中村の言葉に二人は反射的に背筋をピンと伸ばす

A「…そうだよね…！頑張る……!!」

Aは顔を上げ気合いを入れた

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本来は一人で受ける筈の試験。だが色々な人と同じ舞台に居るようだ

一緒になって闘う人。敵となって闘う人。応援をくれたり野次を飛ばす観客達

自分達は殺し屋。おまけに今は闘技者

闘いのゴングが……今日は鳴る!!