目を開けたら2次元へPart3 (ページ10)

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見て見ぬ振りページ10

???『やっ…やめ……』

○○○『は？何言ってんの？あんたが悪いんでしょ!!』

???『うっ……』

A「え…何……虐め…？」

えー…。ちょっと近道見つけたからそこ通ってたら虐めの現場見てしまいました

__

×××『えーん…Aちゃんが……こっち見て死ねって…！』

???『最低じゃん』

???『お前が死ねよ』

A「そ…そんな事言ってないよ……!!」

×××『酷いよ…!!』

A「……」

何も言い返せない。味方は居ない心細さ。親と先生にはまともに相手されない

死にたいその時はそんな事ばかり思ってた

__

A「ぁ…ぅ……」

このまま見過ごしたらこの子は？ずっと虐められたまま…？

助けないと

×××『うざいのよ!!』

A「ごめっ……ごめんなさ…い」

殴る蹴る…全身痣だらけの自分……

見て見ぬ振り…？だめ……助けないと…でも…足が…何で動かないの…!!

動いて…動いてよ……!!

一歩動けたかと思ったがそれだけで心臓の鼓動が早くなり息がしずらい

A「はっ…はっ……」

やばい…過呼吸になって……息が上手く吸えない…！苦しい……

磯貝『A!?』

磯貝君…!?何で……あ…確かここ…磯貝君のバイト先の近くか……

A「いそ…がいく……ん…」

磯貝『大丈夫か…!?ゆっくり息吸って!!』

A「すぅっ……はぁ…ご…ごめん……」

磯貝『なぁ、何があったんだ？』

A「あ…あそこ……」

磯貝『…!!』

あの二人はこちらの存在には気付いていたが目を向ける事無く暴力は続いている

A「落ち着いたから…あの子……助けないと…」

磯貝『…Aはここで待っててくれ』

A「えっ…磯貝君……？」