目を開けたら2次元へPart3

その一歩が凄いよ ページ11

磯貝『なぁ……(ガシッ』

○○○『!?』

磯貝君は暴力をしていた女の子の腕を掴む

磯貝『この子に何をしてるんだ？怯えてるだろ』

○○○『なっ…何よ、急にこっちに来て!!あんたには関係ないでしょ!?』

磯貝『…虐められた人の気持ちを考えた事あるか？』

○○○『は…？』

磯貝『誰にも言えない…暴力を振るわれ何を思ってるか……痛み…苦しみ……お前は考えた事があるか？』

○○○『考える訳ないでしょ!!大体こいつが悪いのよ！全部…こいつが……こいつが！』

虐めていた子の頬を磯貝君は叩く

○○○『っ…!!』

磯貝『どんな事があっても虐めるのは駄目だろ!?何で虐めるんだ…!!』

○○○『ひっ…何なのよ!!……私は何もしてないのに…！』

そんな事を言って虐めていた子は逃げていった

磯貝『…大丈夫か？』

???『あ……ありがとうございます…！』

…私何も出来なかったな……ただ怖がって見てただけ…何も変わってない……

A「あの…ごめんなさい……何も出来なくて…私は見てただけで…」

???『そんな事…ないです…!!私の為にこっちに来てくれようとして……凄かったです!!』

A「え……」

磯貝『Aは凄いな！頑張って一歩踏み出すだけでも……俺は凄いと思う!!』

A「……」

凄い…？……そんな事言われた事無かった…

A「…ぁ…ありがとう…！//」

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