【文スト】道端に名探偵と孤剣士銀狼がうずくまってるとか誰が考えつきますか？４

１２３話 秘策 ページ31

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親愛なるヨコハマの軍警諸君

私は見つけてしまった
このヨコハマには、私の欲する力がある
貴殿らに用はない
この地を支配するふたつの異能集団を
今日の午後五時に海辺の古びた倉庫に集めよ
私を捕まえるならその時だ

Ｄ
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Aside


私は、一度Ｄと戦った事がある。

いつだったかは記憶にない。

まだ私が未熟で、祖父母と作之助さんを失った悲しみと怒りに満ち溢れていた時代だった。

正直に言おう、惨敗だ。

Ｄの異能は恐ろしい。

きっと、私では倒せない。

だが、私にも考えはある。

『……国木田さん、頼みがあるんですけど』

国木田「はい！何なりと！」

『実は…………ｺｼｮｺｼｮｺｼｮ』

国木田「……分かりました」

『あ、これ外部に漏らさないでくださいね？』

国木田「了解です！では行ってきます！」

『頼みましたよ〜』

意気揚々と部屋から出る国木田さんを見送って、私は次にポオ君に電話を掛けた。

ポオ《もしもし？》

『ポオ君に頼みがありまして……ｺｼｮｺｼｮｺｼｮ』

ポオ《……了解である、だが……》

『一生のお願いです…どうかポオ君！この通り！』

ポオ《いやこの通りと言われても電話だから見れない……無事に帰ってこれる保証は？》

『フィフティーフィフティーです』

ポオ《ほぉー、それは面白い……我輩はいつでもAさんを信じてる、だから無理だけは》

『しちゃダメであるよ、ですか？』

ポオ《むー、読まれた……》

『ふぁ！？い、今のもう一回！むーって！』

ポオ《んじゃ、頑張ってである》

『え！？ちょポオ君！？』

むーって可愛かったなぁ……

よし、準備万端！

今日こそ、おじいちゃんとおばあちゃんの無念を晴らす！

やられたらやり返す、百倍返しだ！！


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明日から諸事情で携帯がいじれません。

くそうこんな良いところで終わらせやがって！

校外学習許すまじ！

復帰は木曜か金曜かなぁ

気長にお待ちくださいd('∀'*)

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