吸血鬼と一緒に ページ4
二人がお化け屋敷に入ってから、ずいぶんと時間が経った。
二人が出てくるまで待っておこうとしていた私達はそれぞれいろんなことをして時間を潰してい たが、輝はとうとう飽きだしたようだ。
赤「なあ白馬…ただ待ってるのってヒマじゃね？」
白「へ?」
赤「俺らも中に入るか?」
白「何ー!!」
貴「え!?」
赤「京弥〜!二人追加でたのむー☆」
そう言ってさっき一色がいた方を向くと、一色はそこにはいなかった。
赤「おや?京弥が消えた??」
貴(やっぱあいつ、ののちゃんたちをからかいに行ったか…)
そう思って振り返ると、そこには瞬の制服を着た一色が立っていた。
貴「ギャ!!」
白「ギャーー!!」
赤「お前、ホント幽霊みたいだな…っていうか、なんで黒澤の制服着てるんだよ」
一「ふふ。そろそろ、輝くんたちも入りたいころかなーと思って」
赤「おう!二人追加で頼む!」
白「ひ…輝っち〜(泣)」
ん？ちょっと待って…
貴「って私、一人でここで待っとかなきゃいけないの!?」
赤「だってお前、前の時…」
一「あれ?輝くんと桃花ちゃんで入るんじゃないんだ。じゃあ俺と入る?」
貴・赤「は!?」
一「ねえ、いいでしょ?」
ただでさえ怖そうなのに、一色と一緒に入ったら何が起こるかわかんないよー!
一「もしかして桃花ちゃん…お化け屋敷苦手とか?」
貴「ななな何言って…」
一「へえー意外だね。お化けとか蹴り飛ばしちゃいそうなのに…」
貴「お化けを蹴り飛ばせるわけないでしょ!?」
一「じゃあ…俺と入ろうよ。俺が守ってあげるから…」
貴「嫌だし…」
思わず後ろに後ずさると、背中がお化け屋敷の壁に当たる。
逃げ場が無くなり、私は軽々と一色に抱えあげられてしまった。
貴「はっ離して!」
怖い怖い怖い!!
一「じゃあねー輝くん☆桃花ちゃんと愛を深めてきます☆」
赤「おっおい!!って白馬!」
輝はこっちに向かって走ろうとしていたが、ついに凌が失神してしまいその足を止める。
そんな時…目の前の扉が閉まった。
一「じゃあ…手、繋ごうか」
貴「やだ。キモい」
一「…逸れてもいいんだ」
それも…ってかそっちの方が嫌だ。
私は目の前の何を企んでいるのかもわからないやつに頼るしかなく、一色の手に自分の手を重ね る。
一「じゃあ行こうか」
カツン…
靴の音でさえ、怖くて反応してしまう。
もうやだ…
お「ぅおおおー！！」
貴「キャッ!!」
思わず、一色にしがみつく。
…私ってこんなかわいい声出たんだな
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cocoa(プロフ) - ☆ももにゃん☆さん» 皆さん、☆ももにゃん☆さんの作品を読んで凄すぎてコメントしていいか迷ってるんですかね 笑 でも私のオレキン作品より全然良いです（比べるとこから恐れ多い…）イケメントリオの雰囲気もいいですよね♪ いえいえ、こちらこそお話できて嬉しいです！ (2016年5月20日 12時) (
レス) id: 69c4d6f494 (このIDを非表示/違反報告)
☆ももにゃん☆ - cocoaさん» わざわざコメント＆感想までしてくださって、ありがとうございました！！ (2016年5月19日 18時) (レス) id: 0de43527bc (このIDを非表示/違反報告)
☆ももにゃん☆ - cocoaさん» 褒められ慣れてないので、なんだか照れますね…(笑)でも、そんなことないですよ。こんなのが面白かったら人気作者様方に刺されてしまいます。（ひィー）私も輝っち＆白馬は大好きです！！もちろんイケメントリオの仲の良さも好きですけどね（笑） (2016年5月19日 18時) (レス) id: 0de43527bc (このIDを非表示/違反報告)
cocoa(プロフ) - ☆ももにゃん☆さん» ☆ももにゃん☆さんの言動が、さすがは面白くて良い作品を書くこともあって表現が面白いですね 笑 私は輝っちと白馬のコンビが好きです、コンビ推しな人少ないんですけどね 苦笑 もちろん輝っちも大好きですよ♪ 私も☆ももにゃん☆さんとお話できて嬉しいです！ (2016年5月18日 13時) (レス) id: 69c4d6f494 (このIDを非表示/違反報告)
☆ももにゃん☆ - cocoaさん» 読者様にそんな風に言っていただけるとは…！本当、嬉しすぎて踊りだしてしまいそう(笑)原作の連載が終ってしばらくたった今も、私の中での一番はオレキンで、輝っち君です。なので、私もこうしてcocoa様というお仲間に出会うことが出来て、嬉しく思います！ (2016年5月17日 22時) (レス) id: 0de43527bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆ももにゃん☆ | 作成日時：2015年9月3日 20時
