3話目 ページ3
ンダホ「うぉぁぁぁ！！」
この気持ち悪さに驚いた反面、この気持ち悪さを少しでも紛らわす為に大きな声を出した。出した時は何も思わなかったが、前を歩く二人が一斉に振り向いたことで、(あ、やっちゃった)と思った。だが時すでに遅し
シルク「どうした？」
モトキ「大丈夫！？」
気づいた時には二人が駆け寄ってきてた
二人が近づくたびに背中にいるやつは重みを増していった。でも、二人に離れろというわけには行かない、かといって背中にいるやつのせいで二人に何かあっても行けない
そんなことをグルグルと考えつつも、心配させないように言葉を探す
ンダホ「いやぁびっくりしたー、後ろになんかいる気配してさー！何もいなかったけどw」
事実といえば事実だ。
シルク「…お前なんか今日へんじゃね？さっきもぼーっとしてたし」
モトキ「顔色も悪いし…もう帰ろうか？」
しかし勘のいい二人に俺の嘘は見破られた、体調の変化に気づかれてしまった。
俺の中は焦りに焦って、なんとか誤魔化さなければと試行錯誤する
帰りたいは帰りたかったが、こいつを持って帰るわけにも行かないし、もしかしたらこのトンネルの中に背中の奴を追い払う方法があるかもしれない
そう考えたら、俺はこの場所から逃げちゃダメだと思えてきた
ンダホ「そう？このトンネルが少し薄暗いからそう見えるだけだよー！大丈夫だって！」
出来るだけ笑顔で、明るい声で言った。二人に嘘をつくのは胸が痛かったが、二人に迷惑をかけたくないから仕方がない。そう自分を言い聞かせた
シルク「…そーだな！誰でもこの薄暗さだったら体調悪そうに見えるもんなー！」
モトキ「調子悪くなったら言ってよ？｣
ンダホ「モトキお母さんみたいーw」
モトキ「こら！俺はお母さんじゃないわよ！」
シルク「のりのりじゃねーかww」
ほら元通り。大丈夫、俺は二人に心配をかけてない
背中は重くなっていくばっかりだけど、二人がいるから安心出来る
二人がいたら、この背中のやつだって追い払える気がする
俺たちのこの雰囲気に背中のやつもビックリしているだろう
だって心霊スポットだよ？こんなテンション高いやつらいるわけないよ。
すぐに離れていくはずだ
そう自分に言い聞かせ続け、歩き始めた
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ユキ(プロフ) - 更新頑張って下さい！これからも応援しています！こんな素敵な作品をありがとうございます！ (2018年11月20日 6時) (
レス) id: f33740b3ed (このIDを非表示/違反報告)
櫻(プロフ) - amnos さん» ありがとうございますー！今学校が忙しいので更新速度は落ちてしまいますが疾走はしませんので！！ (2018年1月30日 17時) (レス) id: bfb2186e86 (このIDを非表示/違反報告)
amnos - 更新頑張ってください！(*´ω｀*) (2018年1月30日 1時) (レス) id: 1d2ca0975b (このIDを非表示/違反報告)
櫻(プロフ) - amnosさん» おおっ！勘が鋭いですね！流石です！！ここまで読んで下さりありがとうございました(｀・ω・´) (2017年12月23日 1時) (レス) id: bfb2186e86 (このIDを非表示/違反報告)
amnos - なるほど･･･ストーカーかな？って思ってたけど当たったw (2017年12月22日 10時) (レス) id: 1d2ca0975b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻 | 作成日時：2017年11月22日 0時
