変わらない貴方≪２≫ (ページ23)

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≪エース目線≫

誰だ、この女…？

まぁ、海軍の奴か

そんなことはどうでもいい

ｴｰｽ「ジジィ、俺を今殺せ…!!!」

ｶﾞｰﾌﾟ「…躍起になるなバカモン…!!もはや何をしようと無駄じゃ……今さらお前が死んだ所で“白ひげ”が止まる事はない…」

貴「…」ﾋﾟｸｯ

ジジィが“白ひげ”と言ったら一緒にいた女はほんの少し反応した

何だコイツ、俺がオヤジの一味ってこと知らなかったのか…？

それからはジジィが俺やルフィには海兵になってほしかったことや、ルフィに会って親父の話をしたと言った

ｴｰｽ「世界的大犯罪者の血を引いてんだ…。海兵になんてなれる訳ねェ……」

そうじゃなくてもならねぇけど

ｴｰｽ「俺は“ポートガス”って…大恩あるおふくろの名は継いでも…ろくでもねェ父親の方の半分の血は願い下げだ…。何の記憶も…何の恩もねェからな…」

貴「ろくでもない、ね…」

さっきまで黙ってた女が口を開く

貴「あの人なりに、貴方を気にかけていたのにね…」

何だ、コイツ…

見るからに俺と同じか、ちょっと年上くらいのクセに、知ったような口振りだ

ｶﾞｰﾌﾟ「…あぁ、紹介してなかったな。コイツはヒスイじゃ。」

女は、ヒスイはジジィが紹介すると軽く会釈した