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≪貴方目線≫
インペルダウン。
そこは生きて出られる場所ではないとこ。
そして、そこにある最下層のLEVEL6
そこに、火拳は収監されている
貴「…」
私はできるだけがっちゃんの背中を見るようにした。
こんな場所じゃ、いつ起こってもおかしくない。
道を通るたびに牢屋から視線が送られ、声があがる
チラリと牢屋を見ればギラギラと殺気を放った目、
生きる気力をなくした目、
血まみれの囚人に、
悲鳴をあげる囚人、
それを笑う囚人、
ああ、どれもこれもが、
今の私には“欲”を掻き立てる材料にしかならない
貴「…」ﾆﾔｯ
あぁ、ゾクゾクするこの感覚…
ｶﾞｰﾌﾟ「…ヒスイ」ｺﾞﾝｯ
貴「っ…」
がっちゃんの拳が私の頭に…
ｶﾞｰﾌﾟ「目付きが危うかったぞ」
貴「…ありがと」
だからこの姿は嫌い
理性を保つのが難しいから
しばらく歩くと
ｶﾞｰﾌﾟ「エース…」
がっちゃんが牢屋のなかにいる囚人に声をかける
ｴｰｽ「ジジィ」ｷﾞﾛﾘ
彼は大きな鎖を手足にはめられていた。
へぇ、彼が…
貴「火拳、ポートガス・Ｄ・エース…。」ﾎﾞｿｯ
ｴｰｽ「…」ｼﾞｯ
彼は私を見ていた
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作者名：ウツミ | 作成日時：2014年10月19日 18時
