今日も風さえ吹きすぎる AfterStory 【文豪ストレイドッグス】

今日も風さえ吹きすぎる×暗殺教室4 ページ4

『修学旅行？』


渚「来週から京都に2泊3日で行くんだ、もし良かったら一緒の班にならない？」



3年E組に転入してから数日、
だんだんクラスにも中学生としての生活にも慣れてきたころ渚君がそう話しかけてくれた



『うーん、修学旅行か』

まだ転入してきて数日で修学旅行っていかがなものなのかな


カ「園さんがいると暗殺も楽しくなりそうだし！」



暗殺を楽しめる人なんてあんまり居ないけどね




『じゃあ同じ班に入れてください』



渚「喜んで！」








・






修学旅行当日

私は緊急の仕事が入ってE組のみんなとは京都での合流となった



『えーっと、この時間帯なら祇園の奥かな？』

渚君にもらったしおりとにらめっこしながら京都の道を歩く









カ「ちょ何・・・ムググ！」

杉「オイ何すんだ・・・！」



あらら、この声は茅野ちゃんと杉野君かな？


少し急いで道の角を曲がると同じ班の男子が倒れていた





『やっほー、生きてる？』


奥「Aさん！」



女子が奥田さんしかいない


『相手は高校生かな？茅野ちゃん神崎さんが車で攫われて男子はボコボコに殴られてる、赤羽君は頭を殴られて渚君は頬、杉野君はお腹を蹴られたか、車のナンバー覚えてる？』


業「・・・車のナンバー隠してやがった、多分強盗車だしどこにでもある車種だし犯罪慣れしてやがるよあいつ等」


『警察には連絡して欲しくないなあ、一応私マフィアだし』



業「・・・てゆうか俺に直接処刑させて欲しいんだけど」



あらら、赤羽君怒ってるね

血管浮き出てるよ




杉「つーか園さん現場見てないのに把握すんの早すぎ」


『あはは、それぐらいしか取り得ないからね

とゆうかすんごく気になるんだけどその辞書何？』



渚「これは殺せんせー特製の修学旅行のしおりだよ」



渚君はそのしおりを拾うとはっとしたような顔をしてから呆れた様に笑った


杉「班員が拉致られた時・・・って普通ここまで想像したしおりなんて見た事ねーよ」



渚「あはは、殺せんせーはおそろしくマメだから」





『なになに、京都で買ったお土産が東京のスーパーで売ってた時のショックからの立ち直り方？』


杉「何手先まで想定してんだよ！！！！」



『常に先手が勝つってうちの首領が言ってた』

今日もドヤ顔で言ってたなあ



「多分大丈夫だ、みんな、茅野と神崎さんを助けに行こう」

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