中也に誕生日を祝ってもらう あんぴー様 ページ8
ある休みの日、私は中也の家でソファーに座りくつろいでいた
ちなみに中也は仕事でいない
『暇だな』
ただいまの時刻午前3時
中也は9時ごろに帰るって言ってたしなぁ・・・
『寝よう』
ソファーに寝ころんだ
・
・
なぜか体がすごく暖かくなって目をあけた
私はなにかに抱きしめられていた、周りが暗くて見えない
『えっ!ちょっと誰!?』
「やっと起きたか」
『中也!?』
耳元で中也のかすれた低い声がしてドキッとしたのは内緒にしておく
なぜか持ち上げれて(世に言うお姫様だっこ)部屋を移動し椅子らしきものに座らさせられた
パチッと電気がつくと目の前のテーブルには豪華な料理、大きなケーキがあり周りには綺麗な色の風船がたくさん浮かんでいた
『えっ・・・』
「Happy Birthday A」
『誕生日?』
「やっぱり覚えてなかったか、Aの書類書くときに手前が誕生日覚えてねェって言うから俺と出会った日にしたんだろ」
『ああ!そんなことあったね』
「出会って一年、たぶん15,6,7歳おめでとう」
『あいまいじゃん』
「覚えてねぇんだろ?」
『うん、ありがとう』
どーいたしましてーとだるそうに言いながら中也はむかえの席に座った
『この料理中也が作ったの?』
高そうなワインを飲む中也に聞く
「あぁ、うまそうだろ 甘ぇの苦手だからカカオ70%ぐらいでケーキ作った」
『マフィアがケーキ作り・・・似合わない』
「俺も思ってた」
風船は異能で浮かばせているらしい
美味しい料理も食べ終わりほろ苦いケーキを食べていると中也が小さな細長い箱を取り出した
「やる」
『ありがとう、開けていい?』
「ああ」
中には綺麗な装飾が施された棒がはいっていた
『これは?』
「異能を操るやつ」
『あぁなるほど!ありがとう!!』
ためしに一振りしてふうせんを割った
『なんかしっくりくる』
「よかったな」
『うん!大切にする』
照れてるのか酔ってるのか分からなかったけど中也の顔は赤かった
芥川さんに助けられる Tsuki☆様→←樋口さんとの出会い カナグラ様
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野獣と化した姉貴@TDNはエリーザベトだった…?(プロフ) - 夢主と中也が性転換するリクオナシャス、センセンシャル (2017年2月11日 22時) (レス) id: b0ed3bde2c (このIDを非表示/違反報告)
k - リクエストお願いします。中也とのラブシーンをお願いします。シチュエーションは夢主さんにお任せします。甘いのをお願いします。わがまま言ってすいません。中也さん、本当にかっこいいですよねー。お話、おもしろかったです。応援してます。 (2017年1月5日 9時) (レス) id: e52b576041 (このIDを非表示/違反報告)
ももタ郎。(プロフ) - えっと、見事に逆でしたね、すみません分かりにくくて、中也の事は覚えているんですけど、中也以外の人を全員忘れてしまう、という事です。分かりにくくてすみませんでした(´・ω・)。 (2016年12月28日 10時) (レス) id: 76d1df2f9a (このIDを非表示/違反報告)
すずこ(プロフ) - ももタ郎。さん» 中也の事についての記憶が無くなるということでいいんでしょうか?リクエストありがとうございます書き終わるまで少々おまちください (2016年12月25日 16時) (レス) id: 1b34e86066 (このIDを非表示/違反報告)
ももタ郎。(プロフ) - リクお願いします!主人公が記憶喪失になって中也の事だけしか覚えてない思い出せないっていうのが良いんです!よかったらお願いします(´・∀・`) (2016年12月25日 0時) (レス) id: 76d1df2f9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すずこ | 作成日時:2016年7月2日 19時