35．合流と猫 ページ35
21時半、渋谷駅の地下4階にて＿＿＿＿
A『ここで降ろして。合流するまで待ちたいし』
真人「えー？俺はまだAを抱っこしていたいんだけどな〜」ｽﾘｽﾘ
A『ふふ。じゃあ皆んなが来るまでこうしてよっか』
夏油とは別れたし降ろしてと伝えたら。
まだ離したくないのか、真人により強く抱きしめられた。
ふわふわな猫耳ごとスリスリしてくるから僕も絆されちゃう。
脹相「真人、Aならお兄ちゃんである俺が抱っこしてよう」
真人「はぁ？そんなのダメに決まってんじゃん！Aは俺のだから」ｷﾞｭｰ
叢雲「……そろそろ我も出ても良いだろうか？」
A『叢雲！うん、夏油もいないし出てきて大丈夫だよ』
脹相と真人が喧嘩？する中、叢雲が僕の魂内から出てくる。
さすがに地下は狭いから人型で出てくるけど……もう1匹、白い毛玉のようなポメラニアンも飛び出してきた。
紅零「キャンっ！！」
A『ポメ！……じゃなくて紅零も出てきちゃったか。ここは危険だからこっちおいで』
真人「あっ、ちょっ……！その犬っころは抱っこしたくないんだけど！」
周囲の景色が気になるのか、紅零は興奮したように辺りを見回す。
迷子になっても困るから僕の腕の中に飛び込ませた。
それを真人が不満げに見つめているけど＿＿
陀艮「ぶぅ〜」
漏瑚「お前ら……はしゃぐのはいいが陀艮のことも気遣ってやらんか！」
真人「漏瑚ってばおじいちゃんみたい〜」
漏瑚「何だと！？」
A『まぁまぁ。漏瑚と陀艮も来たし……あとはあの双子かな？』
この中じゃ漏瑚が1番足が早いのに、移動が遅い陀艮を気遣って一緒に連れてきてくれたみたい。
やっぱり漏瑚って仲間思いだよねと、真人がからかっている。
少しして地下５階の階段から美々子と菜々子が現れ＿＿
美々子「Aくんに猫さんたち、遅れてごめんね」
菜々子「あいつマジでムカつくんだけどー！Aの言った通り、やっぱ約束守んなかったし！」
A『2人とも無事で良かった』
これで��1人��を除いて、僕たち呪霊側の仲間が揃った。
今から皆んなで最後の1人を迎えに行くんだけど＿＿
陀艮「ぶぅ……」
真人「陀艮ってば花御がいなくなってから元気なさそうだね……」
A『そうだね……おいで、陀艮。今から花御に会わせてあげる』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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シュリィ(プロフ) - 莉にゃんさん» コメントありがとうございます！シリーズ物なのに全部読んでくれたんですか…！？作者として凄く嬉しいです！夢主と真人たちのお話はまだまだ続くのでこれからもお楽しみください〜ฅ- ·̫ - ̳^)♡ (12月30日 0時) (
レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
莉にゃん(プロフ) - 見つけて読み始めてここまでぶっ通しで読み込んでしまいました。真人が特別に思ってくれる感じや呪霊側の仲間達との関係性が凄く好きです◝(⑅•ᴗ•⑅)◜続きが楽しみです。頑張って執筆して頂きありがとうございます。応援してます (12月29日 2時) (レス) @page16 id: 15a8231294 (このIDを非表示/違反報告)
シュリィ(プロフ) - 霜さん» こちらこそ応援のコメントありがとうございます！これからも猫な真人のお話を楽しんでくれると嬉しいです(៸៸᳐>⩊<៸៸᳐)♪ (12月25日 22時) (レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
霜 - 更新感謝です‼︎ 1番好きな小説なのでこれからも楽しみに待ってます、頑張ってください‼︎ (12月24日 11時) (レス) @page15 id: e6f015306f (このIDを非表示/違反報告)
シュリィ(プロフ) - ????さん» お祝いコメントありがとうございます！ぜひ続きの方もよろしくお願いしますね♡(˶> ̫ <^˵)੭ (12月7日 0時) (レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シュリィ | 作成日時：2023年11月1日 23時
