4．対等と猫 ページ4
漏瑚と花御がそれぞれ挟み込むように五条 悟に殴りかかる。
叢雲も正面から斬りかかった。
2人の拳、光の剣と血の刃は無下限に阻まれてピタッと止まり＿＿
五条「八岐大蛇とは初めましてかな？まさか、生きていたなんて気づかなかったよ」
叢雲「……今は叢雲という主から賜った名がある」
五条「へぇ。まぁどうでもいいよ、Aのペットでも呪霊は生かしておかないから」
至近距離で叢雲と五条 悟が睨み合う。
何か小声で話してたみたいだけど、興味を失ったのか漏瑚の方へ向き直り。
五条「火山頭の方は学習してこなかったのか？前にも僕に止められたよな」
漏瑚「そう思うか？ならば見せてやろう、花御」
漏瑚が花御に声をかければ＿＿
漏瑚、花御「＿＿＿＿��
2人が同時に��領域展延��を発動する。
領域展延は術式を中和する効果があるから＿＿��無下限��や僕の��崩壊��による防御にも有効な手段だ。
五条「っ……！無下限が中和されている……！？」
ゴリゴリと無下限が削れていき、あと少しで漏瑚たちの拳が当たるというところで。
五条 悟は跳んでホームドアの上に退いた。
五条「ナルホド、というか呪詛師と組んでるんだからそう来るか。
これはAの入れ知恵？君が呪霊どものリーダーだと思ってるんだけど」
A『さぁ？』
五条「つれないね。だけど、呪術を学びたての君がこんな策を思いつくとは思えない。
誰か……他に協力者がいるな？」
夏油の存在を言い当てられ黙ってしまう。
僕に会話する気はないけど、それを無視して五条 悟は今までのように話しかけてくる。
五条「本当に僕とやるつもり？もう先生って呼んでくれないの？」
A『言ったよね、僕たちは敵だって』
五条「ふぅん？それなら＿＿＿＿やっと対等な関係になれるね！」
A『は……？』
できるだけ素っ気なく接したつもりだったのに。
五条 悟は満面の笑みで僕の目の前に降り立った。
その長い足で一瞬で距離を詰められ＿＿
五条「ずっと生徒と教師っていう関係がもどかしかったんだ。
Aが僕の生徒じゃないって言うなら……安心して君を囲えるよ」
A『何、ふざけたことを……』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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シュリィ(プロフ) - 莉にゃんさん» コメントありがとうございます！シリーズ物なのに全部読んでくれたんですか…！？作者として凄く嬉しいです！夢主と真人たちのお話はまだまだ続くのでこれからもお楽しみください〜ฅ- ·̫ - ̳^)♡ (12月30日 0時) (
レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
莉にゃん(プロフ) - 見つけて読み始めてここまでぶっ通しで読み込んでしまいました。真人が特別に思ってくれる感じや呪霊側の仲間達との関係性が凄く好きです◝(⑅•ᴗ•⑅)◜続きが楽しみです。頑張って執筆して頂きありがとうございます。応援してます (12月29日 2時) (レス) @page16 id: 15a8231294 (このIDを非表示/違反報告)
シュリィ(プロフ) - 霜さん» こちらこそ応援のコメントありがとうございます！これからも猫な真人のお話を楽しんでくれると嬉しいです(៸៸᳐>⩊<៸៸᳐)♪ (12月25日 22時) (レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
霜 - 更新感謝です‼︎ 1番好きな小説なのでこれからも楽しみに待ってます、頑張ってください‼︎ (12月24日 11時) (レス) @page15 id: e6f015306f (このIDを非表示/違反報告)
シュリィ(プロフ) - ????さん» お祝いコメントありがとうございます！ぜひ続きの方もよろしくお願いしますね♡(˶> ̫ <^˵)੭ (12月7日 0時) (レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シュリィ | 作成日時：2023年11月1日 23時
