26．夜光と猫 ページ26
必死に抵抗する僕に夏油は＿＿＿＿
夏油「冗談だよ。……どうしてもイヤ？」
A『いやだって言ってるじゃん。
それより、早く封印してよ。放っておいても怖いし』
話題を逸らそうと目の前で跪く五条 悟を見やる。
相変わらず殺気の籠った目で夏油を睨んでいて。
夏油「あぁ、そうだね。
心配しなくても封印はそのうち解くさ。
百年……いや、千年後かな。君、強すぎるんだよ。私の目的に邪魔なの」
夏油がそう言えば、五条は鼻で笑ってみせ＿＿
五条「ハッ、忘れたのか？僕に殺される前……その体は誰にボコられた？」
去年の��百鬼夜行��クリスマスイブの日。
夏油 傑は当時1年生だった乙骨 憂太との戦闘で敗走したって聞いた。
その日、僕は真人とイチャついてたから参加は見送ったんだけど。
A『憂太……』
夏油「乙骨か、私はあの子にそこまで魅力を感じないね」
A『どうして？憂太も特級の呪術師だよ？』
夏油「Aは彼と会ったことがあるんだっけか。
確かに、無条件の術式
それでも、憂太は��里香��なしでまた特級に返り咲いている。
途中で海外に行っちゃったけど、警戒するに越したことはないのに。
……渋谷事変が終わったら憂太もどうにかしないとな。
五条「……A、去年の百鬼夜行だけど」
A『っ、何か言いたいことでも？』
憂太について夏油と話していたら五条 悟はふと話しかけてきた。
声はどこか優しく感じる。
五条「憂太はAが百鬼夜行に参加しなくて良かったって言ってたんだ。
真希やパンダ、棘も酷い怪我を負ってね。憂太の反転術式のおかげですぐ高専に復帰できたけど」
A『そんなの……今更だよ。去年のクリスマスは真人といたし、あの時から僕の心はもう決まってた』
五条「最後まで聞いて欲しい。
憂太は自分の友達が傷つくのなんて望んでない、ましてや友達同士で争うなんて……きっと悲しむ。
それはA、君もそうだろ？」
真っ直ぐに見つめられ返答につまった。
こんな事態になっても五条 悟は僕を憎んでなんかいないみたいで。
僕の友達だった人を思い出してしまう。
A『……』
夏油「ハァ、Aを揺さぶるのはやめてもらおうか」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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シュリィ(プロフ) - 莉にゃんさん» コメントありがとうございます！シリーズ物なのに全部読んでくれたんですか…！？作者として凄く嬉しいです！夢主と真人たちのお話はまだまだ続くのでこれからもお楽しみください〜ฅ- ·̫ - ̳^)♡ (12月30日 0時) (
レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
莉にゃん(プロフ) - 見つけて読み始めてここまでぶっ通しで読み込んでしまいました。真人が特別に思ってくれる感じや呪霊側の仲間達との関係性が凄く好きです◝(⑅•ᴗ•⑅)◜続きが楽しみです。頑張って執筆して頂きありがとうございます。応援してます (12月29日 2時) (レス) @page16 id: 15a8231294 (このIDを非表示/違反報告)
シュリィ(プロフ) - 霜さん» こちらこそ応援のコメントありがとうございます！これからも猫な真人のお話を楽しんでくれると嬉しいです(៸៸᳐>⩊<៸៸᳐)♪ (12月25日 22時) (レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
霜 - 更新感謝です‼︎ 1番好きな小説なのでこれからも楽しみに待ってます、頑張ってください‼︎ (12月24日 11時) (レス) @page15 id: e6f015306f (このIDを非表示/違反報告)
シュリィ(プロフ) - ????さん» お祝いコメントありがとうございます！ぜひ続きの方もよろしくお願いしますね♡(˶> ̫ <^˵)੭ (12月7日 0時) (レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シュリィ | 作成日時：2023年11月1日 23時
