7．猫と責め 真人side ページ7
くったりと力が抜けた飼い主の体。
分身との2人がかりの責めに耐えきれなかったのか、Aは気を失ったみたいで。
真人「さすがにやり過ぎちゃったなぁ」
真人？「でも、最高に可愛い顔してたよね？気持ちよすぎて何も分からない感じでさ」
真人「……もういいから戻れよ」
分身のくせにAの体を撫でているのが気に食わなくてすぐに吸収した。
真人「やっぱり閉じ込めて正解だった。Aは高専の連中に情が湧いてるみたいだし」
順平や宿儺の器の名前を出した時、Aの魂は揺れていた。
高専の呪術師たちと過ごしていたから……もしかしたら、渋谷での計画の時に戦えなくなるかもしれない。
俺たちもAを失いたくないしこれが1番安全なんだ。
真人「起きたら怒られるかなぁ……。まぁ、嫌われてもここから出してあげる気はないけど」
A『ん……まひ、と……』
ベッド脇に座ってAの髪を撫でてあげれば、小さく俺の名前を呟く。
今日は無理させちゃったし続きはまた明日だな。
＿＿＿＿と、幸せな気分に浸っていれば誰かが座敷牢にやってきた。
夏油「＿＿やぁ真人。Aの調子はどうだい？」
真人「夏油か、見て分からない？今取り込み中なんだけど」
夏油「酷いなぁ。私だってAが心配で来たのに」
牢に手をかけいやらしい目でAを見る夏油。
こいつの正体が誰であれ、俺の飼い主を狙っていることは明白で。イラつきと警戒心をむき出しに威嚇する。
真人「どの口が言うのさ。夏油が興味あるのはAの体だろ」
夏油「体目当てみたいに言わないでよ。個人的にだけど……Aのことは気に入ってるんだから」
そう言って舌なめずりするから俺は睨みつけた。
夏油「あ、そうそう。数日後に京都の内通者との��縛り��を履行しに行くから。
またその時に迎えに来るよ」
夏油は俺に睨まれても飄々とした態度でそう告げ、地下から出ていった。
俺は静かに寝息をたてるAに視線を落とし＿＿
真人「＿＿A、いつか君の秘密を教えてね。
俺……Aがどんな人間でも受け入れるから」
Aに自分の魂について聞いた時。
何か知っているのに口を噤んでいた。
それなら、もっとたくさん可愛がって聞き出せばいいよね。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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シュリィ(プロフ) - べいぞーさん» コメントありがとうございます！ヤンデレな真人も挟んじゃいました(៸៸᳐> <៸៸᳐)♥楽しんでくださると幸いです！ (12月16日 23時) (
レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
べいぞー - まだ読み途中ですが真人がDVカレシっぽくなってきて万々歳です。ありがとうございます、ものすごくいい作品だと思っております (12月12日 14時) (レス) id: 32b6ce9bde (このIDを非表示/違反報告)
シュリィ(プロフ) - ニーなさん» コメントありがとうございます…！小説を好きと言ってもらえて嬉しいです！最後まで更新頑張りますね(^ ̳- ‧̫ • ̳^)♡ (10月26日 0時) (レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
ニーな - このシリーズめっちゃ好きです！体調に気をつけて更新がんばってください！ (10月24日 21時) (レス) @page29 id: 8c9f62e83c (このIDを非表示/違反報告)
シュリィ(プロフ) - 星雀さん» コメントありがとうございます！ぜひ続きも読んでくださると嬉しいです(៸៸᳐>⩊<៸៸᳐)♪ (10月8日 23時) (レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シュリィ | 作成日時：2023年9月13日 23時
