45．和服と猫 ページ45
作戦会議もまとまった頃＿＿＿＿
今日はもう夜遅いから双子にも泊まってもらうことにした。
A『2人はこっちの部屋を使って。お風呂は廊下の突き当たりにあるから』
美々子「うん。猫宮君……その、ありがとう」
菜々子「��縛り��まで結んでくれたんでしょ？夏油様の体を乗っ取った奴はそんなこと教えてくれなかったのに」
A『とりあえず、表面上は夏油の言うこと聞くふりしといてね』
双子には��縛り��も教えておいた。『おやすみ』と言って僕も自分の部屋に帰る。
僕の部屋は当主が使っていた部屋だから広いけど……1人だと寂しいな。
部屋の明かりをつけようとしたら＿＿
？「だーれだっ！」
A『っ！……真人？』
真人「せいかーい！やっと2人きりになれたね」
暗闇の中、誰かに抱きすくめられる。
だけど僕にはすぐに飼い猫だって分かった、ふわふわの尻尾まで絡めてくるし。
明かりをつければ真人のツギハギな顔がよく見える。
A『僕が来るまで待ってたの？』
真人「うん。最近は渋谷の準備で皆んなといるし、こうでもしないと恋人の時間がないでしょ？
久々に……しよ？」ﾍﾟﾛ
A「あ……っ、うん//」
後ろから抱きしめられたまま、首筋に舌を這わされる。
真人からの誘いに思わず頷けば＿＿横抱きにされ布団の上に押し倒された。
真人「ふふ、和服を脱がすのもそそるね」
A「……あまり見ないで//」
真人「どうして？こんなに可愛いのに……。今日はうんと優しく抱いてあげるから♡」
帯を外され、和服をはだけさせられる。
言葉のとおり真人の手は優しく僕の肌を撫で回す。
だけど……刺激になれた僕にとって、もどかしい感覚で。もっと欲しくなってくる。
A『もっと……』
真人「ん〜？よく聞こえないなぁ。Aも気持ちよくなっていいよ？」
布団のシーツをキュって掴みながらねだっても、わざとイイ所を掠めるように触ってくる。
だんだん耐えられなくなってきた僕は＿＿
A『っ、もっと真人がほしい。めちゃくちゃにして……///』ｳﾙ
真人「！そんなおねだりされたら……//
＿＿いいよ、大好きなA。君の望むとおりに愛してあげる」ﾁｭ
涙目で限界を訴えれば真人に深いキスを落とされる。
それから……これまでのすれ違いをなくすように、僕たちは互いの愛を確認していた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 207人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シュリィ(プロフ) - べいぞーさん» コメントありがとうございます！ヤンデレな真人も挟んじゃいました(៸៸᳐> <៸៸᳐)♥楽しんでくださると幸いです！ (12月16日 23時) (
レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
べいぞー - まだ読み途中ですが真人がDVカレシっぽくなってきて万々歳です。ありがとうございます、ものすごくいい作品だと思っております (12月12日 14時) (レス) id: 32b6ce9bde (このIDを非表示/違反報告)
シュリィ(プロフ) - ニーなさん» コメントありがとうございます…！小説を好きと言ってもらえて嬉しいです！最後まで更新頑張りますね(^ ̳- ‧̫ • ̳^)♡ (10月26日 0時) (レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
ニーな - このシリーズめっちゃ好きです！体調に気をつけて更新がんばってください！ (10月24日 21時) (レス) @page29 id: 8c9f62e83c (このIDを非表示/違反報告)
シュリィ(プロフ) - 星雀さん» コメントありがとうございます！ぜひ続きも読んでくださると嬉しいです(៸៸᳐>⩊<៸៸᳐)♪ (10月8日 23時) (レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：シュリィ | 作成日時：2023年9月13日 23時
