43．思惑と猫 ページ43
真人と脹相は双子と会ったことがある。叢雲も僕の魂内で見聞きしていたから覚えている。
漏瑚と花御は困惑しているみたい。
漏瑚「だが、五条 悟の封印には夏油の協力が必要だろう？」
真人「だから……俺たちが夏油に協力するのもそこまでってわけ」
花御「わざわざ夏油と敵対する理由はないのでは？」
慎重派の漏瑚たちはあまり乗り気じゃなさそう。
だけど、夏油の本当の目的を知ったらきっと協力してくれるはず。
A『夏油の術式が何か、覚えてる？』
美々子「夏油様の術式は��
菜々子「取り込んだ呪霊を意のままに操る術式、それをアイツは……！」
A『……うん。僕も夏油と戦ったことがあるしそれで間違いない。
夏油は渋谷の計画で僕の仲間を取り込むつもりなんだよ』
僕の不安を口に出せば＿＿
真人「あー……やっぱり？そうだと思ってたんだよねぇ」
A『真人は気づいてたの？』
真人「確信があるわけじゃないけど。何となく」
夏油の思惑には気づいてたみたいだけど、本当の目的までは知らないよね。
真人の��無為転変��は絶対手に入れたいだろうし。
僕が全力で守っても相手が��羂索��である以上どんな手を使ってくるか分からない。
漏瑚「だが、取り込むのにも条件があるだろう？儂らがそう簡単に負けるとは思えんが」
A『……向こうも策を練っているはず。渋谷には宿儺の器の悠仁も来るだろうし』
最悪、羂索と宿儺が手を組む可能性だってある。
原作では互いに知り合いのような口ぶりだった……裏梅も羂索と行動している。
A『とにかく、夏油に僕の仲間を誰1人渡すつもりはないし……双子の望みも僕が叶えるから』
美々子、菜々子「ッ、本当に……？」
真人「まさかA……��縛り��を結ぶ気じゃ」
真人が心配そうに見つめてくる。
��縛り��を破ったらどうなるか分からないから結んで欲しくないんだろうけど＿＿
A『ううん。とっくの昔に��縛り��は結んでたよ。後は……��夏油��を解放するだけだ』
脹相「夏油を解放……？」
真人「まさか、あの時既に縛りを……！？」
唖然とする真人の側を通り過ぎ、いまいち話が分かってなさそうな脹相の手を引く。
A『細かい作戦は後で詰めるとして、少し脹相と話してくるね』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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シュリィ(プロフ) - べいぞーさん» コメントありがとうございます！ヤンデレな真人も挟んじゃいました(៸៸᳐> <៸៸᳐)♥楽しんでくださると幸いです！ (12月16日 23時) (
レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
べいぞー - まだ読み途中ですが真人がDVカレシっぽくなってきて万々歳です。ありがとうございます、ものすごくいい作品だと思っております (12月12日 14時) (レス) id: 32b6ce9bde (このIDを非表示/違反報告)
シュリィ(プロフ) - ニーなさん» コメントありがとうございます…！小説を好きと言ってもらえて嬉しいです！最後まで更新頑張りますね(^ ̳- ‧̫ • ̳^)♡ (10月26日 0時) (レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
ニーな - このシリーズめっちゃ好きです！体調に気をつけて更新がんばってください！ (10月24日 21時) (レス) @page29 id: 8c9f62e83c (このIDを非表示/違反報告)
シュリィ(プロフ) - 星雀さん» コメントありがとうございます！ぜひ続きも読んでくださると嬉しいです(៸៸᳐>⩊<៸៸᳐)♪ (10月8日 23時) (レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シュリィ | 作成日時：2023年9月13日 23時
