41．友と猫 ページ41
漏瑚の質問に僕はゆっくりと首を振る。
A『拘束するのは多分無理。せめて30秒くらいなら』
漏瑚「……そうか。
＿＿＿＿おい」
漏瑚の怒りが夏油への言葉に込められる。
瞬間、辺りの気温も一気に上昇していった。
漏瑚「焼き殺すぞ……！！
よもや、その無理難題を押し付けるために手を組んだのではあるまいな？
その条件下でアレの1分……蒙昧な人間共、その一生分を幾千積み重ねても釣り合わんぞ」
漏瑚が頭から火を噴きながら夏油に詰め寄るけど。
当の夏油は涼し気な顔で駒を打ち続け＿＿
夏油「暑いよ漏瑚。
大丈夫、1分と言ってもね＿＿＿＿五条 悟の脳内で1分だ」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
真人「また負けたんだけどー！！もう絶対ズルしてるって！」
A『まぁまぁ。人生ゲームと違って麻雀は経験の差も出るだろうし』
花御「こういう遊戯は意外と面白いですね」
夏油と別れた帰り道＿＿＿＿
皆んなで騒ぎながら里へ帰っていた。
漏瑚「五条 悟の脳内で1分とはどうするつもりなんだ？」
A『あ、漏瑚たちは知らないのか。
夏油はね……五条先生の親友だったんだよ』
夏油といっても中身は違うけど。
見た目は同じだし��六眼��さえ欺ければ問題は無いはず。
漏瑚「五条 悟にも友がいたのか……」
A『ちょっと酷くない？』
漏瑚が何気に酷いことを言うけど、きっと今の五条先生にとっても夏油は大事な思い出なんだと思う。
A『……友達、か』
真人「どうしたの？Aも人間の友達のこと思い出しちゃった……？」
ふと呟けば、真人が心配そうに顔を覗き込んできてて。
僕は慌てて否定する。
A『ううん。僕の友達は真人たちだから……！』
漏瑚「いや、違うぞ」
A『えっ』
漏瑚に友達と言ったのを否定される。
僕がショックを受けていれば＿＿
漏瑚「Aはもう友ではない、儂らの大事な��仲間��であり��家族��なのだ」
花御「ですね。友達以上に貴方のことを大切に思っていますよ」
陀艮「ぶぅ〜！！」
真人「そうそう。Aは俺の恋人なんだし！大好きだよ」ﾁｭｯ
A『っ〜〜！……うん///』
漏瑚に真っ直ぐ見つめられ、花御に頭を撫でられ、陀艮に抱きつかれる。
最後に愛しい飼い猫にキスされれば＿＿頬に熱が集まった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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シュリィ(プロフ) - べいぞーさん» コメントありがとうございます！ヤンデレな真人も挟んじゃいました(៸៸᳐> <៸៸᳐)♥楽しんでくださると幸いです！ (12月16日 23時) (
レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
べいぞー - まだ読み途中ですが真人がDVカレシっぽくなってきて万々歳です。ありがとうございます、ものすごくいい作品だと思っております (12月12日 14時) (レス) id: 32b6ce9bde (このIDを非表示/違反報告)
シュリィ(プロフ) - ニーなさん» コメントありがとうございます…！小説を好きと言ってもらえて嬉しいです！最後まで更新頑張りますね(^ ̳- ‧̫ • ̳^)♡ (10月26日 0時) (レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
ニーな - このシリーズめっちゃ好きです！体調に気をつけて更新がんばってください！ (10月24日 21時) (レス) @page29 id: 8c9f62e83c (このIDを非表示/違反報告)
シュリィ(プロフ) - 星雀さん» コメントありがとうございます！ぜひ続きも読んでくださると嬉しいです(៸៸᳐>⩊<៸៸᳐)♪ (10月8日 23時) (レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シュリィ | 作成日時：2023年9月13日 23時
