27．見返りと猫 ページ27
真人「A〜撫でてくれるのは嬉しいけどさぁ///」
A『ふふ、メカ丸から見ても僕たちはちゃんと恋人同士だったみたいだよ』ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
急に可愛がられて真人は恥ずかしそうに頬を染める。
そんな僕たちのイチャつきに少し緊張が解けたのか＿＿メカ丸はため息をついた。
幸吉「お前らを警戒していた俺がバカみたいだな……」
真人「安心するのはまだ早いよ？俺はまだお前を殺したいって思ってるし」
A『話を聞いてくれる気になった？』
そう聞けば、メカ丸は観念したように両手を上げた。
幸吉「あぁ。そこの呪霊はともかく、猫宮とは話が通じそうだ。
縛りを結ぶかは内容によるが……死ぬ前に聞いておいて損は無いだろ」
A『良かった。それじゃあ、まずはこっちの条件を言うね』
真人がまた何か言いたげにジト目でメカ丸を見るけど。邪魔されないうちに次に進める。
A『こっちの条件は1つ。
＿＿今の夏油が僕の仲間を襲ってきた場合、護衛して欲しい』
幸吉「……見返りは？」
A『渋谷の計画が終わる直前に貴方の解放と……その間、東堂 葵を除いた京都校の人間を殺さない』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
僕の提案にしばらく沈黙が続いた。
こっちがメカ丸に科す条件は1つだし、生きて帰れるんだから破格の条件だと思うけど。
幸吉「……質問していいか？」
A『どうぞ。何でも聞いてくれていいよ。答えるかは別として』
幸吉「殺さない京都校の人間の中に何故、東堂が入ってないんだ？」
A『ムカつくから』
幸吉「フフ……って、真面目に答えてくれ」
冗談を言えば笑い声が漏れだす。
本音を言うと、花御を傷つけた東堂のことはちょっと恨んでる……でも、殺す程ではないかな？
真人「ねぇ、その東堂って人間は花御を虐めたヤツ？？」
A『うん。交流会の時に悠仁と一緒に花御と戦ってたんだ。入れ替わりの術式が厄介なんだよね……』
真人「ふぅん？」
自分で聞いておいて真人は興味無さそうに返事をした。
メカ丸に答えようとそちらに向き直り＿＿
A『僕が教えてもいいけど、その理由は貴方も知ってるんじゃない？』
幸吉「……何の事だ」
A『貴方が死んだ時ように残した保険があるよね？
五条 悟が封印されれば顕現する……��メカ丸��の遺言が』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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シュリィ(プロフ) - べいぞーさん» コメントありがとうございます！ヤンデレな真人も挟んじゃいました(៸៸᳐> <៸៸᳐)♥楽しんでくださると幸いです！ (12月16日 23時) (
レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
べいぞー - まだ読み途中ですが真人がDVカレシっぽくなってきて万々歳です。ありがとうございます、ものすごくいい作品だと思っております (12月12日 14時) (レス) id: 32b6ce9bde (このIDを非表示/違反報告)
シュリィ(プロフ) - ニーなさん» コメントありがとうございます…！小説を好きと言ってもらえて嬉しいです！最後まで更新頑張りますね(^ ̳- ‧̫ • ̳^)♡ (10月26日 0時) (レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
ニーな - このシリーズめっちゃ好きです！体調に気をつけて更新がんばってください！ (10月24日 21時) (レス) @page29 id: 8c9f62e83c (このIDを非表示/違反報告)
シュリィ(プロフ) - 星雀さん» コメントありがとうございます！ぜひ続きも読んでくださると嬉しいです(៸៸᳐>⩊<៸៸᳐)♪ (10月8日 23時) (レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シュリィ | 作成日時：2023年9月13日 23時
