21．簡易と猫 ページ21
真人の問いかけに巨大ロボは動く様子もなく。
真人「作戦に夢と希望を詰め込むなよ。気の毒すぎて表情に困るんだよね」
もう死んだと判断したのか、真人はロボへの興味を失くす。
そして爽やかな笑顔で僕へと振り向いた。
真人「ごめん、A。とっさに領域展開したから中のヤツ死んじゃった」
A『別にいいよ。真人が無事ならそれで』
真人「せっかくAが生きるチャンスをくれたってのに。
攻撃するなんてほんとバカだよねぇ」
真人はケラケラと笑ってみせる。
僕の��お願い��の意図は通じていたみたいだけど……遅かったかな。
真人「コイツ、俺の魂にまで効く攻撃してきたんだよね……」
A『その攻撃って何回受けた？』
真人「んー……俺がくらったのは1回だけだよ？」
A『1回？……っ、だったらまだ生きてる……！！』
原作で真人の魂を傷つけたのは確か、��
簡易とはいえ、魂の内側から領域を発生させられたら真人だってダメージを負う。
その上、領域はあらゆる術式を中和するから＿＿
A『真人っ！早く領域を解いて……！！』
真人「え？Aってば急にどうし＿＿＿＿は？」
次の瞬間には＿＿＿＿
真人の胴体を金属の杭が貫いていた。
僕の叫びも虚しく、真人の口の端から赤い血が溢れ出す。
幸吉「……コレにはあの呪術が込められている。
ストックは4本、1本目は失敗。2本目はお前の領域から操縦席を守るために。
そして今３本目は＿＿＿＿シン・陰流��
僕が動くより早く��簡易領域��が発動し＿＿
A『まひと……？』
僕の目の前で。
真人の体が弾け飛んだ。
その影響で真人の領域も解け＿＿巨大ロボは勝利の咆哮を上げる。
幸吉「よしっ、祓えた……！！次はお前だ、猫宮 A！！」
A『……』
目の前で真人が死んだのが信じられなくて呆然とするけど。
それもすぐに怒りに変わり、呪力が揺らぐ。
A『よくも……僕の猫を！！……そんなに相手して欲しいならいいよ、
全部＿＿＿＿壊してあげる』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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シュリィ(プロフ) - べいぞーさん» コメントありがとうございます！ヤンデレな真人も挟んじゃいました(៸៸᳐> <៸៸᳐)♥楽しんでくださると幸いです！ (12月16日 23時) (
レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
べいぞー - まだ読み途中ですが真人がDVカレシっぽくなってきて万々歳です。ありがとうございます、ものすごくいい作品だと思っております (12月12日 14時) (レス) id: 32b6ce9bde (このIDを非表示/違反報告)
シュリィ(プロフ) - ニーなさん» コメントありがとうございます…！小説を好きと言ってもらえて嬉しいです！最後まで更新頑張りますね(^ ̳- ‧̫ • ̳^)♡ (10月26日 0時) (レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
ニーな - このシリーズめっちゃ好きです！体調に気をつけて更新がんばってください！ (10月24日 21時) (レス) @page29 id: 8c9f62e83c (このIDを非表示/違反報告)
シュリィ(プロフ) - 星雀さん» コメントありがとうございます！ぜひ続きも読んでくださると嬉しいです(៸៸᳐>⩊<៸៸᳐)♪ (10月8日 23時) (レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シュリィ | 作成日時：2023年9月13日 23時
