17．猫とロボット 真人side ページ17
戦闘態勢に入ると同時に＿＿＿＿
ガチャガチャと耳障りな音を立てながら、周囲から傀儡が湧き出してくる。
夏油「手伝う？」
真人「やめて。俺のおもちゃだよ＿＿ッ！！」
飛びかかってきた一体を拳で粉砕し、巨大化させた腕で一気に薙ぎ払えば。
男は姿を消していた。
まぁ、逃がすつもりはないけど……追うのは面倒だなぁ。
真人「つまんな……。
今は狩りじゃなくて勝負がしたいんだよ＿＿＿＿ねっ！？」
急に床にヒビが入ったかと思えば＿＿真下から現れた何かに空高く飛ばされる。
真人「＿＿ははっ！！いいんじゃない！？」
すぐに空中で体勢を整え着地すると。
ダムの水を押しのけ巨大なロボットが姿を見せた。
まさか、こんなものをコソコソ作ってたなんて。面白くなってきたと俺は指を舌で舐める。
？「��究極メカ丸絶対形態��＿＿＿＿
チッ、帳が降りてる。電波が届かないから五条 悟を呼べないか……」
真人「中にいるんだろ？操縦席は頭部かな」
コイツは天与呪縛で強化された術式で今まで俺たちのことを監視してきたはず。
最初にAがいないことを聞いてきたのも……もう既に俺たちの関係も知っているに違いない。
俺の術式もバレているだろうし＿＿
？「チャージ1年！！
焼き払えメカ丸！！＿＿＿＿��
巨大ロボの手から呪力のこもった熱線が放出され＿＿
真人「まずはそこから引きずり出してやる」
即座に猫の脚力で熱線を躱す。
顔の半分を焼かれたけど……今ので分かった。ロボの攻撃は俺の魂まで届かない。
せっかくだし色んな形を試してみよ！
マグロに変わってダムの水に飛び込めば＿＿
？「オマエは俺の攻撃など意に介していない、そこに��コレ��をブチ込む！！」
真人「うーん……魚だと猫に食べられちゃうかな？」
また撃ってきたキャノンを躱し、水中から飛び上がる。
全力で殴れば巨大ロボは体勢を崩した。
真人「装甲もそのうち破れそう。うん、いける……次は鳥になってみよっと！」
両腕を翼に変え、空中を飛び回っていると＿＿
？「術式装填＿＿＿＿撃て！！メカ丸！！」
真人「だから意味ないって、今まで何見てきたの。
……アレ？」
左肩に突き刺さる砲丸。
嘲笑うつもりで放置していたら＿＿＿＿俺の魂ごと弾ける感覚がした。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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シュリィ(プロフ) - べいぞーさん» コメントありがとうございます！ヤンデレな真人も挟んじゃいました(៸៸᳐> <៸៸᳐)♥楽しんでくださると幸いです！ (12月16日 23時) (
レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
べいぞー - まだ読み途中ですが真人がDVカレシっぽくなってきて万々歳です。ありがとうございます、ものすごくいい作品だと思っております (12月12日 14時) (レス) id: 32b6ce9bde (このIDを非表示/違反報告)
シュリィ(プロフ) - ニーなさん» コメントありがとうございます…！小説を好きと言ってもらえて嬉しいです！最後まで更新頑張りますね(^ ̳- ‧̫ • ̳^)♡ (10月26日 0時) (レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
ニーな - このシリーズめっちゃ好きです！体調に気をつけて更新がんばってください！ (10月24日 21時) (レス) @page29 id: 8c9f62e83c (このIDを非表示/違反報告)
シュリィ(プロフ) - 星雀さん» コメントありがとうございます！ぜひ続きも読んでくださると嬉しいです(៸៸᳐>⩊<៸៸᳐)♪ (10月8日 23時) (レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シュリィ | 作成日時：2023年9月13日 23時
