16．猫と包帯 真人side ページ16
夏油に連れられ廃墟に入る。
さっさと仕事を終わらせて帰ろっと。
花御が見てくれてるとはいえAが心配だし。
？「＿＿遅かったな」
古い扉を開ければ＿＿
たくさんの機械の管に繋がれ、全身を包帯に包んだ男が俺たちを出迎える。
コイツこそが京都校側の内通者で。
真人「相変わらずカビ臭くてやんなるねー。
もう敵なんだからちゃっちゃと殺しちゃおうよ」
？「……お前ら2人だけか？猫宮はどうした」
真人「Aはお留守番だよ。というか、お前には関係ないだろ」
そう言えば包帯の男はギロリと睨んでくる。
夏油「まだ駄目だよ真人。
彼が私達に情報を流す代わりに、無為転変で彼の体を治す。そういう��縛り��を結んだからね」
真人「……ねぇ、その縛りってやつは互いが合意したら結べるもんなの？」
美々子と菜々子だっけ？
アイツらもAに取引を持ちかけていた。
もし、Aとその2人との間に縛りが成立していたなら……と、夏油を見やれば。
夏油「そうだね。互いの合意があれば縛りは結べる。
ところで、私の顔を見つめてどうかしたかい？」
真人「いーや別に？」
夏油「……そうか。
彼には渋谷でも働いて欲しかったんだけど……仕方ないね」
と、俺が思い出していたら。
？「京都校の人間には手を出さない、先に��縛り��を破ったのは貴様らだろう」
真人「やったのは花御だもーん！八つ当たりはやめて欲しーなー！
それに……お前らだってAを暗殺しようとしただろ。花御が全部見てたんだからな」
京都校は虎杖 悠仁とAを手にかけようとしたって聞いた。
ま、Aが全部返り討ちにしたらしいけどね。さすが俺の飼い主！
？「……呪霊と議論する気は無い。さっさと治せ、下衆」
真人「……勢い余ってイモムシにしちゃいそう」
それでも許せなくて睨み合えば＿＿
夏油「真人、他者との縛りを破るわけにはいかない。今回は駄目だ」
真人「ハイハイ。
感謝してよね、下衆以下＿＿＿＿��無為転変��」
？「ッ＿＿！！」
夏油に注意され、俺は仕方なく包帯男の頭に手を置いた。
��無為転変��で男はみるみる健康な体へ変わっていき＿＿
真人「かわいくないなー。もっとハシャげよ」
？「……それはことが済んだ後だろう」
真人「……それもそうだね。
じゃあ＿＿＿＿始めようか！」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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シュリィ(プロフ) - べいぞーさん» コメントありがとうございます！ヤンデレな真人も挟んじゃいました(៸៸᳐> <៸៸᳐)♥楽しんでくださると幸いです！ (12月16日 23時) (
レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
べいぞー - まだ読み途中ですが真人がDVカレシっぽくなってきて万々歳です。ありがとうございます、ものすごくいい作品だと思っております (12月12日 14時) (レス) id: 32b6ce9bde (このIDを非表示/違反報告)
シュリィ(プロフ) - ニーなさん» コメントありがとうございます…！小説を好きと言ってもらえて嬉しいです！最後まで更新頑張りますね(^ ̳- ‧̫ • ̳^)♡ (10月26日 0時) (レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
ニーな - このシリーズめっちゃ好きです！体調に気をつけて更新がんばってください！ (10月24日 21時) (レス) @page29 id: 8c9f62e83c (このIDを非表示/違反報告)
シュリィ(プロフ) - 星雀さん» コメントありがとうございます！ぜひ続きも読んでくださると嬉しいです(៸៸᳐>⩊<៸៸᳐)♪ (10月8日 23時) (レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シュリィ | 作成日時：2023年9月13日 23時
