48．波と猫 ページ48
僕が『顕現』と口にしたと同時に＿＿＿＿
剣が光り輝き、八つ首に金色の鱗を持つ龍の呪霊が現れた。
八岐大蛇「グララァァ＿＿＿＿！」
咆哮を上げながら海面に着地すると、その巨体はビーチにも大きな波を引き起こした。
陀艮「ぶふぅっ〜！？」
花御「あっ、陀艮が……！」
大波にさらわれ、浅瀬をたゆたっていた陀艮が沖に流されていく。
それを見て花御が助けに行こうとしたら＿＿
八岐大蛇「グルルゥ」ﾊﾟｸｯ
陀艮「ぶ＿＿！？」
八つ首のうち一つの首が陀艮をくわえ、僕達の前に連れてきてくれた。
A『あ、ありがとう……？』
真人「へぇ、ちゃんと言うこと聞くんだ」
もう八岐大蛇からは敵意を感じず、赤い瞳でじっと見つめられる。
夏油「Aを主と認めているね。
まぁ要するに、君は私のポケ○ンを奪ったってことさ」
A『例えが……』
『事実だろう？』と笑顔で圧をかけてくる。
人の体を乗っ取っている人には言われたくないんだけど。
A『うーん、でもどうしよう……家には置いとけないし』
真人「俺はコイツ飼うの反対〜！Aは俺だけの飼い主だから！」
夏油「普段は魂の内に仕舞っておいて、必要な時に剣か呪霊として呼べばいいよ」
夏油の言う通りそれが1番いいかな。
八岐大蛇を自分の中に戻そうとしたところで思い直し＿＿
A『……この子にも名前つけてあげたいな』
夏油「それなら伝説の��
＿＿
剣はそのまま��
A『いいねそれ。じゃあ、
叢雲「グルゥ」
僕の声に叢雲は頭を垂れ＿＿光の粒子となって僕の中に消えていった。
真人「Aの魂の中に住むなんてズルいなぁ」
A『あはは……でも、僕の心は真人だけのものだよ？』
そう言えば、真人は後ろから抱きついてくる。
真人『それならいっか。
ねぇ、漏瑚にも後で見せに行こ！きっと面白い顔が見られるよ♪」
特級呪霊を取り込んだと知ったらキレそうだけど。
その後、帰ってきた漏瑚にも叢雲を紹介したら＿＿
案の定、というか主に真人が煽ったせいで激怒し、2人でビーチを追い回された。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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シュリィ(プロフ) - 砂さん» コメントありがとうございます！続編もよろしくお願いします(៸៸᳐>⩊<៸៸᳐)♪ (11月7日 22時) (
レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
砂 - あ、好きだこの作品…書いてくださってありがとうございますぅぅぅ、、、 (11月4日 7時) (レス) @page23 id: f5943d0623 (このIDを非表示/違反報告)
シュリィ(プロフ) - 名前変えたのでコメントを投稿し直しました、通知行ってたらすみません……！ (2023年2月7日 22時) (レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
シュリィ(プロフ) - ハンカチモンスターさん» コメントありがとうございます。こちらこそ続編の方もよろしくお願いしますね！推してもらえて感謝です♡(˶> ̫ <^˵)੭ (2023年2月7日 22時) (レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
シュリィ(プロフ) - 火鉢さん» 応援コメントありがとうございます。大好きだなんて嬉しいです！これからもこの小説をよろしくお願いしますね！(ˆ ̳ᴗ ̫ ᴗ ̳ˆ)♡ (2023年2月7日 22時) (レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シュリィ | 作成日時：2022年10月5日 22時
