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19.学校と猫 ページ19

月曜の朝____



寝てる時に誰かにずっと触られていたような気がするな……。


違和感を感じつつ、また今日から学校が始まる僕は準備をしていた。

でも、外に出ようとしたところで真人に捕まる。






真人「ねぇ、俺も連れてってよ」


A『さすがに学校はダメ。街中と違ってバレたら逃げられないし』






それでもし呪術師なんかに通報されたら大変なことになる。






A『とにかく、学校の間は大人しくしてて。早めに帰ってくるから、ね?』


真人「ちぇ〜」






まだ納得していない様子の真人を撫でてから、僕は学校に向かった。










__________









都内のとある学校____



教室の扉を開け、クラスの皆んなに挨拶してから席に着く。

するといつも話す友達が集まってきた。






女友「あっ!A君、おはよ〜!」


男友「A、来るの遅いぞー!また寝坊か?」






僕には親しいといえる友達が男女2人いる。






A『2人ともおはよ。寝坊はしてないかな』


男友「なら、なんでこんなに遅かったんだ?もうすぐ授業始まるぞ」






男友達の言う通り、すぐに担任が教室に入ってくる。

それから普段通りの授業が始まった。










__________










静かな教室の中、先生の声が響く。

適当に授業を聞き流しつつ窓の外を見ていると__






?「にゃーん」






ベランダから聞きなれた鳴き声が聞こえてきた。


まさかと思いつつ、そのまま眺めていれば__

カラカラと音を立てながらベランダ側の扉がひとりでに開いた。


そして、灰色の猫が扉から入ってくる。






A『真人……?』


猫「にゃあ!」






思わず席から立ち上がれば、皆んながこちらに注目していた。






クラスメイト「えっ!?今勝手に開かなかった?」


先生「あら、誰か閉めてくれる?それに猫宮君、急に立ち上がってどうしたの?」



A『あ、いや……』






先生に言われ席に座り直すと猫が膝に飛び乗ってきた。


どうやら、皆んなにはこの猫が見えてないらしい。






男友「おい、急にどうした?」






隣の席の男友達も心配そうに話しかけてくる。






A『……ううん、何でもない』






とりあえず曖昧に笑って誤魔化しておこう。


チャイムが鳴った瞬間、僕は灰色の猫を抱えて屋上にダッシュした。










__________

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シュリィ(プロフ) - 砂さん» コメントありがとうございます!続編もよろしくお願いします(៸៸᳐>⩊<៸៸᳐)♪ (11月7日 22時) (レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
- あ、好きだこの作品…書いてくださってありがとうございますぅぅぅ、、、 (11月4日 7時) (レス) @page23 id: f5943d0623 (このIDを非表示/違反報告)
シュリィ(プロフ) - 名前変えたのでコメントを投稿し直しました、通知行ってたらすみません……! (2023年2月7日 22時) (レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
シュリィ(プロフ) - ハンカチモンスターさん» コメントありがとうございます。こちらこそ続編の方もよろしくお願いしますね!推してもらえて感謝です♡(˶> ̫ <^˵)੭ (2023年2月7日 22時) (レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)
シュリィ(プロフ) - 火鉢さん» 応援コメントありがとうございます。大好きだなんて嬉しいです!これからもこの小説をよろしくお願いしますね!(ˆ ̳ᴗ ̫ ᴗ ̳ˆ)♡ (2023年2月7日 22時) (レス) id: 48493c160b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シュリィ | 作成日時:2022年10月5日 22時

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