５３ ページ6
あ〜寝れないなあ。
まあ、寧ろ麦わらの一味たちの前であれだけ寝れたのが奇跡なんだけどさ。
アラバスタの時も皆の気配が消えて海軍達の気配が強まったから起きちゃったし、この人達の前で安心して寝れるわけも無い。
サ「そんなに大事ならしっかり守ってやれってんだ！ハハハッ！！」
金塊を手に入れてホクホクなベラミー御一行は、嬉しそうにお酒を飲みながらさっきのボロボロになった3人を馬鹿にする。
人を下に見ながら飲む酒はさぞ美味いんだろうね。
ああ、どうやら私は柄にもなく腹が立っているらしい。
でも、何に対して？
自分の身も守れない弱者に同情したこともないし、こいつらよりももっと下衆い悪党共に懐いた振りだって数え切れないほどしてきた。
じゃあ、麦わらの船を降りたこと？
…………いや、それこそ私らしくない。
自分以外の“誰か”に拘ってはいけない。
私は絶対誰も大切にできないし、大切にされてはいけない。
「嘘でしょ……」
だからやめてよ、近づいてこないで。
金塊は私が返すから。そしたらここに用はないはずでしょう？
ル「ベラミィ〜〜〜〜〜〜〜！！！どこだァ〜〜！！！！」
どうやらルフィの賞金額の事で盛り上がっていたらしい酒場内は、ルフィの声が響くと一斉に酒を吹き出した。
「……」
ベ「ご指名とは……俺に用か？」
ル「そうだ。Aと金塊を返せ」
ベ「ハハッ！返せって？Aって言うのはあの女のことだな？あいつはお前の仲間ではないと言ったぞ？」
続く (更新停止中)
お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←５２
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 394人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れな(プロフ) - すごく素敵なお話で続きが気になります！！お時間ある時にぜひ更新お願いします！完結までついていかせてください！ (11月30日 15時) (
レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
桜葉(プロフ) - 兎月さん» コメントありがとうございます！とっても嬉しいお言葉頂き、恐縮です……！完結まで持っていきたいのでゆっくりなペースになっておりますが、ご期待に添えるよう頑張ります！ (8月4日 10時) (レス) id: fda80b2d95 (このIDを非表示/違反報告)
兎月 - 初コメ失礼します。この作品、今日知ったんですけど、面白くて一気読みしちゃいました！次の投稿待ってます！馴れ馴れしくてすみません…m(_ _)m (7月19日 18時) (レス) @page6 id: 2134e8433d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜葉 | 作成日時：2023年7月7日 11時
