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ル「ひし形のおっさん!!マシラ!!ショウジョウ!!」



サウスバードを探しに森に入った俺たちは、ロビンが姿を確認したことでいとも容易くそのミッションをクリアした。



ボロボロの姿で倒れる3人。

ショウジョウに至っては海に浮かんでいる。



サウスバードを捕まえている俺はこいつが逃げないように近くの木に一旦繋ぐ。



紐を結びながら、メリー号の解体ぶりに悲鳴をあげるウソップの声に周りを見渡す。



目についたのは昼間ルフィに喧嘩を買って貰えなかった海賊のマーク。



ナ「ルフィ!!金塊が……奪られてる……!」



全員が息を飲む。



なるほどこれは、金塊の強奪。
酒に変えられる金にしか興味はねぇが、このおっさん達にとって、それは俺にとっての刀と同じようなものだと認識した。



こういうのは、黙ってねぇのがうちの船長だ。



ク「すまねぇ、俺らが着いていながら……金塊は、そんなのはいいんだ。忘れろ、それよりお前ら」




ウ「そんなのはって何だよ!10年も体イカれるまで海に潜り続けてやっと見つけた黄金じゃねェか!!」




ク「黙れ……いいんだ……だが、金塊と一緒にお前らの船から出てきた白髪の女も一緒に行った……お前らの仲間ではないと言っていたが……あとで金塊を返しに来ると耳打ちしたんだ……」



サ「……なに?」




今回敵だったロビンが仲間になると言ったのは勿論信用するに値しない。


Aも口では仲間になるなんて言ってたが、あまりに曖昧な約束。


仲間じゃないと言ったのが、本心か、作戦か。



どちらにせよ、それを聞いてああそうかと納得する訳もねェ。




ル「…………」




ゾ「ルフィ、俺も行く。」




ル「いいよ、1人で。」



ゾ「……チッ」




案の定断られて、思わず舌打ちをしちまった。


アラバスタでのAの行動は完全に味方ムーブ。


宮殿からボロボロの状態のまま居なくなり先に船に乗るなんて奇っ怪な行動はやや目立つが、今だこいつの行動で俺らの未来がどう転んでるかと問われれば良い方だ。


ナ「はあ……3時間よ!ルフィ!Aも金塊も取り返して来なさい!遅れたら空島へのチャンスを逃すことになるんだからね!!」



ル「おう」

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れな(プロフ) - すごく素敵なお話で続きが気になります!!お時間ある時にぜひ更新お願いします!完結までついていかせてください! (11月30日 15時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
桜葉(プロフ) - 兎月さん» コメントありがとうございます!とっても嬉しいお言葉頂き、恐縮です……!完結まで持っていきたいのでゆっくりなペースになっておりますが、ご期待に添えるよう頑張ります! (8月4日 10時) (レス) id: fda80b2d95 (このIDを非表示/違反報告)
兎月 - 初コメ失礼します。この作品、今日知ったんですけど、面白くて一気読みしちゃいました!次の投稿待ってます!馴れ馴れしくてすみません…m(_ _)m (7月19日 18時) (レス) @page6 id: 2134e8433d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜葉 | 作成日時:2023年7月7日 11時

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