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ペロッと舌を出して謝ると、ベラミーは顔を真っ赤にして怒っていた。
あー、ちょっと好きにさせちゃったみたい。
癖で、つい。
ベ｢……て、訂正して俺の元に来るってんなら許してやってもいいぞ？お前はなかなか上玉だ……。｣
ギリギリの理性を保って額に青筋を浮かべながらわざとらしく余裕そうに笑う。
正直、睡眠が足りない。
あと少しで回復するところだったのに。
まだ眠くてふらつく足を庇うので精一杯だ。
この人は恐らくルフィ達と何かあったんだろう。
船から出てきた私が居なくなれば、きっと彼らに知らせて彼らは助けに来る。
｢いいよ〜、私別に麦わらの一味って訳じゃないし。｣
？｢！？おい、あんたっ、ゲホ、｣
別にこいつらの目を盗んで消えることなんて朝飯前だけど、この船に乗り込んだのだってアラバスタに行くためだけだった。
ちょうどいいかもね。タイミング的にも。
？｢アンタ、麦わらの、仲間じゃ、ないのか、｣
｢うん！バイバイって言っといて！金塊は後で返しに来るね｣
行くぞ。というベラミーの声に、ベラミーが残したマークを一瞥して、栗のおじさんに小さく声をかける。
目を見開いて、私の腕を掴もうとする手をするりと避けて、その勢いのままおじさんは倒れる。
遠くない距離にルフィ達の気配を感じる。
チョッパーもいるみたいだから、大丈夫そうだ。
｢じゃあね、｣
私はまだ完全じゃない頭と能力を使っていない思考回路で、ルフィ達がどうするかなんて考えもしなかった。
だって海賊だから。船を降りれば普通それまでだ。
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れな(プロフ) - すごく素敵なお話で続きが気になります！！お時間ある時にぜひ更新お願いします！完結までついていかせてください！ (11月30日 15時) (
レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
桜葉(プロフ) - 兎月さん» コメントありがとうございます！とっても嬉しいお言葉頂き、恐縮です……！完結まで持っていきたいのでゆっくりなペースになっておりますが、ご期待に添えるよう頑張ります！ (8月4日 10時) (レス) id: fda80b2d95 (このIDを非表示/違反報告)
兎月 - 初コメ失礼します。この作品、今日知ったんですけど、面白くて一気読みしちゃいました！次の投稿待ってます！馴れ馴れしくてすみません…m(_ _)m (7月19日 18時) (レス) @page6 id: 2134e8433d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜葉 | 作成日時：2023年7月7日 11時
