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ドゥオオオン……ッ！！！！
｢……へ？｣
ビビと別れてまた眠らせて貰った私の意識を引っ張ったのは、今までと比にならないくらいの衝撃。
まるで、船が真っ二つに折れたような。
私が寝てた部屋は船尾側だから恐らく傾いたのは選手側か？
｢わあ、本当に真っ二つだあ……騒々しい目覚ましだなあ……｣
？｢待て若造……ハア……｣
甲板に出て見れば、地面に着きそうなくらい頭を下げるひつじの船首。
船は前方でバックリ割られたような跡がある。
麦わらの一味の声は誰の声もしないし、気配も近くには無い。
船が附けてある岸には、ヘンテコな城の絵が書かれた大きな板と、底に半分だけの家。
ボロボロのお猿さんが2人と、頭に栗の乗ったおじさん。
それに対峙するのは、恐らく海賊。
あれは……ハイエナのベラミーか？
一方的にやられているのか、ベラミー達は誰も傷ついていない。まあ5000万もあれば一般人は敵うまい。
それでも、何かベラミーが担いでるのを見ると余程大事なものを取られたのか、血みどろの姿でタバコに火をつける栗のおじさん。
？｢幻想に喧嘩売る度胸もねェヒヨっ子が……海賊を語るんじゃねェ｣
ベ｢…………何だと？……？｣
安い挑発にしっかり乗って怒って振り返ったベラミーは、船の上に立つ私の姿を視認する。
ベ｢……麦わらの仲間か……。｣
ぽかん、と口を開けて見つめられたかと思えば、数瞬後ハッとして少し戸惑いを含む声をかけられる。
？｢……？？ゲホ、……はあ、｣
｢おじさん大丈夫？ごめん、今ドリンク切らしてて、チョッパーどこ行っちゃったのかなあ？｣
ベラミーなんてまるで見えてないみたいにベラミーとおじさんの間に立って背を向ける。
？｢あんた、誰だかしらねぇが、船に戻っとけ、｣
｢心配してくれるの？大丈夫だよ、私強いし！｣
ベ｢……クッ、ハハハッハハ！！！おいおい、俺ァ5500万ベリーだぜ？お前らの船長がいくらか知ってて言ってんのかよ！？3000万ベリーだぜ！？計算できねぇのかよ！？オレンジ髪の女と言い、麦わらは随分と気の強ぇ女が好みのようだなァッ！！！｣
ベラミーが言えば、クルーというか、ほぼ取り巻きみたいな人達が一斉に笑う。
賑やかなこって……。
｢私、基本的には敵には取り入ってからがスタートなんだけど、強い人限定だから。柄にもなく挑発しちゃって、ごめんね？｣
ベ｢……あ゛ぁ！？｣
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れな(プロフ) - すごく素敵なお話で続きが気になります！！お時間ある時にぜひ更新お願いします！完結までついていかせてください！ (11月30日 15時) (
レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
桜葉(プロフ) - 兎月さん» コメントありがとうございます！とっても嬉しいお言葉頂き、恐縮です……！完結まで持っていきたいのでゆっくりなペースになっておりますが、ご期待に添えるよう頑張ります！ (8月4日 10時) (レス) id: fda80b2d95 (このIDを非表示/違反報告)
兎月 - 初コメ失礼します。この作品、今日知ったんですけど、面白くて一気読みしちゃいました！次の投稿待ってます！馴れ馴れしくてすみません…m(_ _)m (7月19日 18時) (レス) @page6 id: 2134e8433d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜葉 | 作成日時：2023年7月7日 11時
