猫の私も恋をする。２

二十一話 ページ7

翌日






貴方「おはよ！ジン君」


ジン「ああ」






人間でいられるのか


猫に戻ってしまうのかも
今日で決まる。






貴方「くしゅんっ」



ジン「どうした、風邪か？」


貴方「うーん」






昨日の風、冷たかったもんなー





「あ、ジン君ー♪おはよっ」



ジン「……」



貴方「うわぁっ!!」






この人……!!


私を連れてった人……!!←






美実「驚かないでよ!!!!私は美実！」



貴方「は……はい」







美実と会えるのも

今日で終わりかもしれない……









授業中





ジンは勉強なんか無視して


窓をジッと見ている。







貴方(ジンは……。猫の私の方がいいのかな……)









放課後






ジン「今日も捜すぞ。


……ついて来てくれるだろ？」




貴方「う…うん!!」





私とジンは河川敷に来た。




あれは……


ＬＢＸ？






ジン「……ＬＢＸ……か」



貴方「え……？」



ジン「いや、何でもない……」






ジン「さ、捜すぞ」





ＬＢＸ……。

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