◇イケボとキモさの襲いこみ【Rbr】 ページ13
「ｱｲﾁｬｧﾝ…」
彼が出ている動画を見ていると、謎のシーンが目についた。
微妙なイケボに絶妙なキモさがマッチした、この台詞。私もつい吹き出してしまう。
『ちょ、ロボッふふっ…ロボロこの…っふ、あははっ…！』
「お前笑いすぎやろ！？」
彼…ロボロにこの動画がツボに入ったと言う事を伝えようとする時も笑ってしまう。そんな私をロボロは呆れた表情で見る。
「そんなおもろいかこれ…？」
『面白いよ、こ、れ、は……』
笑いながらも、なんとか答える。すると彼はますます呆れる。
『いやぁ、だって…ねぇ？こ、声が………』
この絶妙な感じがツボなのだ。キモさとイケボのハーモニーが良いのだ。そう彼に伝えると、彼はキモさとイケボのハーモニーって何やねん…と困惑したように言う。
『まぁとりあえずツボだよね』
そう彼に言っとくと、彼は何故か顔を曇らせた。
「別に言われるのはええんやけど、そんなツボやら言うんは気喰わんなぁ…」
そう言いながら地味に近付いて来る彼。思わず後ずさるが、後ろは壁なため逃げられなくなった。
彼はニコニコと微笑みながら私を壁に追い詰める。そして、所長壁ドンをかれる。
いつもより何故か、彼の身長が高く感じる。ドクンドクンと鳴る心臓にもお構い無しに、彼の顔が近付いてくる。
恥ずかしくなり、思わず目を瞑る。
すると、口にも何処にも何の違和感も無かった。
ちょっと勘違いをしたようでそれこそ恥ずかしくなったので、目を開けて急いで離れようとする。
すると、その瞬間耳元で囁かれた。
「Aﾁｬｧﾝ……」
背中にゾクゾクとしたものが走り、耳はゾワゾワとしている。キモいはずなのに、イケボと上手くマッチして快楽へと変わる。
彼と言えば、何事もなかったかのように微笑んでいた。
[イケボとキモさの襲いこみ【Rbr】]
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ねこかん(プロフ) - あーさん» ありがとうございます.........！読み返してる...！？だいぶ前からご拝読されて下さってるようで、感謝してもしきれません...！！更新頑張りますね！あー様も小説の更新頑張って下さい........！！！＾＾ (2019年6月14日 17時) (
レス) id: 44d9d7db35 (このIDを非表示/違反報告)
ねこかん(プロフ) - マーシャさん» わわ...！ありがとうございます！素敵だと言ってもらい光栄です。更新頑張りますね！マーシャ様も小説の更新頑張って下さい...！！！＾＾ (2019年6月14日 17時) (レス) id: 44d9d7db35 (このIDを非表示/違反報告)
あー(プロフ) - 短編集いつも楽しませていただいて、何回も読み返させていただいております…！次の更新楽しみにしていますね＾＾ (2019年6月14日 17時) (レス) id: ae45228fe4 (このIDを非表示/違反報告)
マーシャ(プロフ) - この短編集とっても素敵です…！次の更新楽しみにしていますね＾＾ (2019年6月14日 17時) (レス) id: cf5983d7fe (このIDを非表示/違反報告)
ねこかん(プロフ) - elさん» ありがとうございます。素敵な表現の仕方です…嬉しい限りでございます！お気遣いありがとうございますゆっくり更新ですが、これからもよろしくお願い致します。 (2019年5月1日 21時) (レス) id: d8f7b59ca9 (このIDを非表示/違反報告)
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