転生33 ページ38
どんどん部屋の隅へ追いやられている王様。
これは死んだな。
rd「そうだ、Aさんは外にいた方がいいかもしれないよ。我々の方も。」
『え、なんでですか!?』
ここまで来たのに外に行けと!?
理由を求めようとしたら、かなり真っ当な意見が飛んできた。
rd「人が死ぬところ…見慣れてないでしょ？」
『……ごもっともです』
この世界にまだ適応しきれていない所が、殺人。我々国に来る前にいた所の王様は、ゾム達がやってくれた。しかもフードを被って何も見ないようにした。それでも、断末魔は聞こえてきたけど…
rd「我々の方達もですよー？」
cn「お姫様を1人で外に残す訳にはいかないでしょう？」
コンタミさん…紳士。
我々のメンツは、それもそうだと思ったのか、私と一緒に部屋の外に出ていった。
『なんか……呆気なかったね』
syp「廊下1部死体だらけですけどね。」
sya「暴れたからなー、もういないよな？」
zm「いたら喉掻っ切って殺すから安心せぇw」
物騒な言葉は聞こえるけども、無事終わったことにほっとしている。そんな感じだった。
しかしさっきからチワw…コネシマがやけに静かになっている。
『コネシマー？嫌に静かだけどどうした…!?』
次に見えたのは、赤と黒のしま模様。
抱きつかれていた。 ナンデ？
zm「あっ！シッマお前抜け駆けやぞ!!!」
syp「コネシマさんAさんに迷惑なんでさっさと離れてください殺しますよ」
sya「お前何やっとるんよ！離れろよ！」
周りから物凄い言われてますけど…離してくれないんすね。
離れようとしてもさすが軍人。力が強い強い。
kn「シッマって呼んでや」
『はいぃ!?』
kn「せやから、名前、シッマって呼んでや」
さらに飛んでくるブーイング。コネシマは背が高いから、見上げる形になるが、じっとこっちを見つめてきている。くっそ顔面偏差値114514め。
『わかった…シッマ、シッマって呼ぶから…とりあえず離れてくださいお願いします』
kn「……おん!!!いや〜嬉しいわ〜！」
さっきまでの静けさはなんだったのか、いつもの騒がしさが戻ったコネ……シッマ。
もちろん他の3人からも迫られましたよ。えぇ。
『一体どこで何をやっているんだ私達は……』
zm「らっだぁさん達待っとるんやん」
よっぽど楽しんでいらっしゃるのか、なかなか出てこない。
sya「王様まだ殺してないんか」
『だとしたらよっっぽど恨みが……』
出てくるまで待つ他ない。
廊下でボケーっとしていた所に、大人数の靴の音が響いた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 330人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜空のよもぎ(プロフ) - エミさんの教え子（でいいのかな…？）はゆっくりゆかり…東方Projectのキャラクターに八雲紫…主人公が既視感を覚える可能性…！ (2019年8月27日 20時) (
レス) id: 71789b4f54 (このIDを非表示/違反報告)
莉菜(プロフ) - この東方キャラにもなれてスペカも使えるという設定…プロかよ(( (2019年8月26日 17時) (レス) id: 4ed70aee02 (このIDを非表示/違反報告)
ネコカン(プロフ) - クーリッシュ好きですよ！ (2019年8月23日 8時) (レス) id: 1e3ccfb37a (このIDを非表示/違反報告)
せぃろ(プロフ) - 作者様…クーリッシュ好きなんですか…？ (2019年8月23日 7時) (レス) id: 38006c9f1d (このIDを非表示/違反報告)
ネコカン(プロフ) - ありがとうございます！ (2019年8月22日 18時) (レス) id: 1e3ccfb37a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ネコカン | 作成日時：2019年5月22日 22時
