転生30 ページ35
『じゃあ…レウさんで……』
ru「うん。あっ、君のことなんて呼べばいい？」
『今は、ニイでお願いします』
やっぱりレウさんだったか〜。知ってたけどさ〜。見た瞬間わかったけどさ〜。身長高いですね。コネシマと同じくらいかな？
『えと…どうしてここに…』
ただの見張り…ではないだろう。
なんとなくだけどそんな気がする。
ru「えーと…見張りって言ってたけど、見張る気はないし、……合図があったらここを爆発させろってらっだぁが…」
あ、少ししょげてらっしゃる。
『戦うの苦手なんですか？』
ru「あー…そうじゃないんだけど、王様にバレないようにしないといけないし、それに、かばいながらになるからね」
心配なんだよね。と力なく項垂れてるレウさん。巻き込まれて私が死ぬ可能性もあるのか…
ru「俺ががばったら…あるかもしれない」
声に出てたか……そうか……お願いですから頑張ってください。
ru「なんとか死なないで……」
『かなりレベルの高いお願い……』
死なないってことは防御面の硬さ？いや、防御なんてどうしろと、回復できるような……瞬時に……不老不死とか……
『あっ！！！』
ru「どうしたの急に叫んで!?」
『巻き込まれても死なないかもしれない方法がありました!!』
ru「……かも、が不安なんだけど」
どうして今までこのスキルを忘れていたのか。
使えるかどうか、確かめるためスキルを使った。
『【東方世界の住人】藤原妹紅』
困った時は呪文のように唱えればいい。
唱えた途端、私の体が淡く光った。
ru「おー……鏡見てみなよ」
近くにあった鏡を覗くと、髪は銀髪に、目は両方赤くなり、頭には少し大きいリボンがついていた。
『おおお……これなら多分…』
ガチャリと鍵が開く音。
すぐにスキルを解除して、いつもの私になる。
入ってきたのは王様だったが、所々ボロボロになり、切羽詰まった顔をしていた。
『どうなされたのですか…!?』
とうとう始まった。
けどあくまでも私は何も知らない連れてこられた町の人。気遣わないと怪しまれる。
王「赤!!俺の前に立て!!」
レウさんは渋々といった感じで王様を庇うように前に立った。かく言う私はと言うと、簡単に言えば人質みたいになった。
王「赤…入ってきたものは誰であろうと殺せ…そうしなかったらどうなるか、分かるだろう？」
そう言うと王様はどこからかレウさんそっくりの人形を出してきた。それを見た瞬間に青ざめる彼。
そんなタイミングで、勢いよく扉が開かれた。
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夜空のよもぎ(プロフ) - エミさんの教え子（でいいのかな…？）はゆっくりゆかり…東方Projectのキャラクターに八雲紫…主人公が既視感を覚える可能性…！ (2019年8月27日 20時) (
レス) id: 71789b4f54 (このIDを非表示/違反報告)
莉菜(プロフ) - この東方キャラにもなれてスペカも使えるという設定…プロかよ(( (2019年8月26日 17時) (レス) id: 4ed70aee02 (このIDを非表示/違反報告)
ネコカン(プロフ) - クーリッシュ好きですよ！ (2019年8月23日 8時) (レス) id: 1e3ccfb37a (このIDを非表示/違反報告)
せぃろ(プロフ) - 作者様…クーリッシュ好きなんですか…？ (2019年8月23日 7時) (レス) id: 38006c9f1d (このIDを非表示/違反報告)
ネコカン(プロフ) - ありがとうございます！ (2019年8月22日 18時) (レス) id: 1e3ccfb37a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネコカン | 作成日時：2019年5月22日 22時
