不器用すぎるよ、マッシュ君！【MASHLE】

プロローグ ページ1

No side




フィジカルギフテッド殊、マッシュは


一人の女の子に恋をしていた


その子の名はA・ノエル


優しく良い子で成績優秀。


謂わば、高嶺の花タイプの可憐な女の子である




そんな女の子に自分の恋情を伝えるべく、

マッシュは友達力を借りながらも、

アプローチを始めた....のだが、




彼は脳筋と言われるほどフィジカルが凄いのである




壁ドンを試みれば距離が近すぎて羞恥心が爆発し、

拳で轟音とともに壁を吹き飛ばしてしまったり


Aのために作ったシュークリームを緊張のあまり、Aの目の前握り潰してしまったり...


乙女のような恥じらいで空回りし、数々の失敗を生んでしまっていた






そんな恋情を抱えるマッシュとは反対に


マッシュの想い人...

否、被害者と言えてしまう状況にあるAは

マッシュに対して恋愛感情はおろか、少なからず恐怖を感じていた


当たり前だろう、クラスメイトであまり話したことのない男に呼び出され、


顔面スレスレで拳が飛び、後ろの壁が吹き飛ばされたかと思えば

「次はお前を粉砕してやる」

とも言わんばかりに無言で凝視されたり




「ぁ、あげる」と言われたシュークリームを受け取る寸前に目の前で爆散されたりと


傍から見れば嫌がらせと言えてしまう行為を何度も受け、


彼女からすれば、自分のことを嫌っているようにしか見えない

恋愛を微塵も感じさせない最悪な状況を作り出されてしまっていたからである


通常なら疎遠になっても可笑しくないのだが、


Aは寛大な人間であった



『きっと嫌いな私と彼なりに懸命に、接してくれているのだろう』


『彼は心優しい人に違いない』



とポジティブな考えに変え、Aも懸命にマッシュに前向きに接してくれていた



...まさに天の救いである




＿＿＿これはそんな2人のハチャメチャな恋愛奮闘を描いた物語である


＿＿＿＿＿＿

こんな文才です

...ちゃうな思った方はブラウザバックお願いします🙇

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