俺の彼女は猫系彼女。 ((toma))

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柊「っ・・・」







耐えきれなくなって、



きつく、きつく。



彼女を抱きしめる。






彼女が苦しいというまで。



ずっとこのままで居たい。





・





貴「好き・・っ」









柊「俺もやって・・・!!」









貴「柊真くんっ・・・」







柊「・・・柊真でええから。・・・な?A」









俺の顔をビックリしたように見上げて、はにかんで笑った。








貴「柊真・・・と、離れたくないけど・・・っ」





・







おん、分かってる。



・




俺らは高校生やから。







まだ、親に迷惑にならんといかん。









１人じゃ、なにもできない無力な子供。









柊「・・・そやな、離れとうない・・・」






壊れてしまうんじゃないか。




そう心配するような程の力で彼女を抱きしめる。









貴「一緒にいたい・・・っ」







俺もやで?



でもな、





ムリなんや。





・







柊「待ってる。・・・ずっと、ずーっと!!




Aが大人になっても、おばあちゃんになってもや!!





５年も、１０年でも！１００年でもええで!!!」









貴「・・・・・・・・・・・ふえ・・っ」









さらに泣き始めて。




おでこに優しくキスを落とす。









貴「子供、ちゃうから・・・っ(泣)」






泣きながらも反論して。








柊「笑って?







これから、週末は毎日一緒にいよう?




朝も迎えに行くし、帰りも送ってくで!!









少しでも隙間空いたら、俺の所に来て?」









貴「うんっ・・・うんっ！」









俺らは、残りわずかな時間を、






・






ずっと一緒にいる。

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