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「お洋服とか身の回りのものは明日ジェシーと買いに行くんだっけ？」
「あ、はい」
「じゃあとりあえず今日の部屋着渡しておくわね。安心して、私のじゃなくて、娘が置いていったものだから、デザインは若いわ。サイズも合うと思う」
「あーわざわざ！ありがとうございます」
「もう、この家のもの全部自由に使っていいからね」
いや、幾ら使ってない部屋だからって、人が増えて嬉しいと思ってくださっていたって、
「あの流石に、お金を、払いたいです」
「んー？やめて。そんなの良いから。ほら、お風呂入ってきたら？」
「もー、本当に、すいません。ありがとうございます」
今まで生きてきた中で、最低で最高の誕生日になったことは間違いなかった。
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作者名：Ne子 | 作成日時：2023年7月27日 19時
