私の彼氏は広臣くん！２

おみくんと風邪 ページ7

．


「…ゲホッ」



なんか体がだるい



おみくんに
抱き締められてるからか体が熱い



んー熱い



「…おみく、あつい」



「…おはよ」



おみくん寝ぼけてる



会話が噛み合わない



更に私をぎゅっと抱きしめてくる



いや嬉しいけどすごく熱いの



「…ゴホッ…ヴヴ…ゴホゴホッ！」



この咳なかなかひどいなぁ



うわ、まって痰が絡みすぎて
声出しにくいんだけど



もしかしてこれ…風邪ひいた…？



体はだるいけど
まぁマスクして仕事がんばろーう



あー、熱い熱い



今日暑すぎでしょ(笑)



朝ごはん作んなきゃ…



ぼーっとした頭を無理に起こし
フライパンを持ちスクランブルエッグを作る



んー出来たは出来たんだけどね〜



食欲無いんだなぁ



「…おはよ
なんか顔赤くない？」



「おはよー、そうかな？」



おみくんは眉間に皺を寄せこっちを見ている



ええ、なになに



そんなまずいことした？



「ちょっとおでこ貸せ」



「えー、いいけど」



おみくんのひんやりとした手が
すごく気持ちいい



つめたーい



なんか頭がふわふわする(笑)



「おみくんの手きもちいね」



「何言ってんだよ、熱あるじゃん
とりあえずほら測りな」

▽→←▽

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す